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J-GLOBAL ID：201902225615069171   整理番号：19A2914036

総説・水環境学の進歩-研究委員会編(7)湿地・沿岸域に関する研究動向

著者 (8件)： 玉置仁 (石巻専修大) ,  藤林恵 (九大) ,  長濱祐美 (茨城県霞ケ浦環境科セ) ,  田中周平 (京大) ,  杉本憲司 (宇部工高専) ,  山本浩一 (山口大) ,  梅原亮 (広島大) ,  徳岡誠人 (日本ミクニヤ)
資料名： 水環境学会誌  (Journal of Japan Society on Water Environment)
巻： 42(A)  号： 12  ページ： 436-443  発行年： 2019年12月10日 
JST資料番号： Z0777A  ISSN： 0916-8958  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・環境が劣化・衰退し,自然が失われた日本の湿地・沿岸域では,生態系の機能や生物多様性の価値に対する理解の深まりに伴って,その生態系の保全・再生の取り組みが推進されており,この視点から,湿地・沿岸域の仕組みを学び理解を深めることを目的に,関連地域に関連する研究の現状を紹介。
・湖沼域に関して「食物網に注目した富栄養湖沼におけるアオコ対策について~秋田県八郎湖を例に~」,「霞ヶ浦における植物プランクトン群集とアオコ」,「琵琶湖に関する近年の研究動向」,「湖沼における水草の大量発生問題と適正処理について」および「泥炭地の酸化分解に関する最近の知見」をトピックスとして紹介。
・海岸域に関しては,「東日本大震災攪乱を受けた干潟生態系のその後の変化」,「瀬戸内海における最近の研究動向」および「生物指数M-AMBIを用いた底質評価」をトピックスとして紹介。

シソーラス用語： *湿地 ,  *生態系 ,  生物多様性 ,  *植物プランクトン ,  *富栄養湖 ,  水生植物 ,  *瀬戸内海 ,  底質
準シソーラス用語： *アオコ ,  *沿岸域 ,  沿岸域環境 ,  沿岸湿地 ,  霞ケ浦 ,  湖沼生態系 ,  食物網 ,  *水圏生態系 ,  *水草 ,  *泥炭地 ,  東日本大震災 ,  八郎湖 ,  琵琶湖

分類 (4件)： 生態系  (EE01040P) ,  植物生態学  (EE02000E) ,  環境問題  (SA01020V) ,  水質汚濁一般  (SB02010U)

引用文献 (88件)：

• 湿地・沿岸域研究委員会,2015.湿地・沿岸域に関する最近の研究動向.水環境学会誌38(A),452-457.
• 阿部博和,近藤智彦,小林元樹,大越和加,2014.河口域,干潟,湾内の海洋環境とマクロベントス群集の変化-蒲生干潟と女川湾を例として-.月刊海洋46(12),48-55.
• 大越和加,2018.地震・津波攪乱が砂泥底に生息するマクロベントス群集へ及ぼす影響と変化.日本水産学会誌84(6),1062-1065.
• Kanaya, G., Maki, H., Suzuki, T., Okoshi, W., Kikuchi, E., 2014. Tsunami-induced changes in a shallow brackish lagoon ecosystem (Gamo Lagoon) in Sendai Bay, Japan. Global Environmental Research 18(1), 35-46.
• 玉置仁,村岡大祐,2013.東日本大震災による藻場・干潟生態系の撹乱とその後の回復過程.環境技術42(9),558-563.

タイトルに関連する用語 (7件)： 総説 ,  水環境学 ,  研究 ,  委員会 ,  湿地 ,  沿岸域 ,  動向