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J-GLOBAL ID:201902225779333307   整理番号:19A2158754

トランスクリプトーム解析によるAntheraea pernyi核多角体ウイルス感染に対するAntheraea pernyi血リンパの細胞性および体液性免疫応答の解明【JST・京大機械翻訳】

Uncovering the cellular and humoral immune responses of Antheraea pernyi hemolymph to Antheraea pernyi nucleopolyhedrovirus infection by transcriptome analysis
著者 (3件):
資料名:
巻: 166  ページ: Null  発行年: 2019年 
JST資料番号: B0632A  ISSN: 0022-2011  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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昆虫は,病原体および寄生虫の侵入に対して自身を防御するための効率的な自然免疫系を進化させた。Antheraea pernyi核多角体ウイルス(ApNPV)を用いて鱗翅類Antheraea pernyiを感染させ,ApNPVに対するA.pernyi幼虫血リンパの細胞性および体液性免疫応答を明らかにするために宿主の転写応答を研究した。遺伝子発現レベルの比較により,全部で3191の遺伝子が特異的に発現しており,ApNPV感染血リンパにおける1107のアップレギュレーションと2084のダウンレギュレーション遺伝子を含むことを明らかにした。これらのうち,1416および982の差次的に発現した遺伝子(DEG)は,それぞれ3253遺伝子オントロジー用語および258KEGG経路に富んでいた。免疫関連経路に関与するDEGを,更なる分析のために選択した。KEGG分析により,細胞及び体液性免疫関連経路に関与する184及び63DEGをスクリーニングした。細胞免疫関連経路の中で,オートファジー,エンドサイトーシスおよびリソソームは,Atg3およびLPS誘導TN因子のアップレギュレーションおよびPIK3R4,HSC70およびV-ATPアーゼのダウンレギュレーションのようないくつかの重要な調節遺伝子の発現プロファイルに基づいて活性化された。著者らは,大部分の関連したDEGのダウンレギュレーションの結果として,ファゴソーム,アポトーシス,およびユビキチン媒介蛋白質分解がApNPVによって抑制されると結論した。Toll,Jak-STAT,MAPK,NF-κB及びインシュリンシグナル伝達経路,補体及び凝固カスケード及びメラニン形成に富むDEGの大部分はダウンレギュレーションされ,ApNPV感染がA.pernyi幼生の血リンパにおける体液性免疫を大きく阻害することを示した。著者らの知見は,A.pernyiの抗ウイルス分子機構に関するさらなる研究の基礎として役立つ可能性がある。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (5件):
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魚類以外の水産動物  ,  生物的防除  ,  異種生物間相互作用  ,  生体防御と免疫系一般  ,  感染免疫 

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