文献

J-GLOBAL ID：201902225927959646   整理番号：19A2850999

糖脂質のガラス転移に伴うラメラ液晶相の層間長の変化

Layer Spacing Change at Glass Transition of Glycolipid in Liquid Crystalline Phase

著者 (3件)： 小河重三郎 (成蹊大 理工) ,  大野慶貴 (関西学院大 理工) ,  高橋功 (関西学院大 理工)
資料名： 低温生物工学会誌  (Cryobiology and Cryotechnology)
巻： 65  号： 2  ページ： 85-88  発行年： 2019年10月15日 
JST資料番号： Z0889A  ISSN： 1340-7902  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 最近,糖脂質のガラス形成能がその高ガラス転移温度(T_g)による潜在的用途のために注目を集めている。本研究は,T_gを超える温度で6-O-ヘキサデカノイルトレハロースモノエステル(TME16)から形成される液晶(LC)相の温度依存的層間長を調査した。TME16の熱履歴に対する影響が消失しT_gより上の最長層間長が観察されることが分った。こうして,糖脂質のガラス転移挙動に関するいくつかの新しい洞察が明らかになった。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 熱履歴 ,  *ガラス転移 ,  ガラス転移点 ,  ラメラ ,  *液晶 ,  *糖脂質 ,  *保存料 ,  モデル化合物 ,  X線構造解析 ,  結晶構造解析 ,  X線結晶構造解析 ,  液晶相転移

分類 (2件)： 食品添加剤  (FJ10020H) ,  その他の液晶  (BK03030H)

物質索引 (1件)： α,α′-トレハロース6-パルミチン酸

タイトルに関連する用語 (4件)： 糖脂質 ,  ガラス転移 ,  ラメラ ,  液晶相