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J-GLOBAL ID:201902225991270858   整理番号:19A2183409

ヒト結核におけるlncRNA NEAT1の発現とその抗結核効果【JST・京大機械翻訳】

The Expression of lncRNA NEAT1 in Human Tuberculosis and Its Antituberculosis Effect
著者 (5件):
資料名:
巻: 2018  ページ: Null  発行年: 2018年 
JST資料番号: U7008A  ISSN: 2314-6133  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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増加する証拠は,lncRNAが自然免疫応答において重要であることを示唆する。最近の研究は,lncRNA NEAT1(2つのサブタイプ:NEAT1_1とNEAT1_2)核濃縮豊富転写物1(NEAT1)が免疫調節に必須であることを示した。しかし,結核における発現と臨床的意義はまだ不明である。本研究では,結核患者におけるNEAT1の発現と臨床的意義を検討することを目的とした。定量的リアルタイムポリメラーゼ連鎖反応を,結核と健常対照患者の末梢血単核細胞(PBMC)におけるNEAT1(NEAT1_1とNEAT1_2)の発現を検出するために実行し,NEAT1と結核の発生,進行,および転帰との関連を分析する。次に,NEAT1をsiRNAを用いてTHP-1細胞においてサイレンシングした。腫瘍壊死因子-(TNF-)αおよびインターロイキン-(IL-)6の発現をMycobacterium tuberculosis(Mtb)感染後に検出し,Mtbに対する殺菌能の変化を評価した。著者らは,結核患者におけるNEAT1(NEAT1_1とNEAT1_2)の相対的発現が,対照におけるそれより高いことを示した。しかしながら,新しい症例と再発群におけるNEAT1(NEAT1_1とNEAT1_2)の発現は,有意差がなかった。PBMCにおけるNEAT1(NEAT1_1とNEAT1_2)のレベルは,治療により徐々に低下し,正常レベルに回復した。THP-1細胞におけるNEAT1(NEAT1_1とNEAT1_2)の発現は,Mtb感染後に著しく増加した。Mtb感染THP-1細胞におけるIL-6のレベルはNEAT1(NEAT1_1とNEAT1_2)ノックアウト後に低下した。NEAT1ノックアウト(NEAT1_1とNEAT1_2)THP-1細胞におけるMtbの生存は,感染の72時間後にピークに達し,ベースラインデータとしてMtb感染後0時間を要した。差は対照と比較して統計的に有意であった。したがって,著者らの結果は,NEAT1の発現がMtb感染の間に増加し,それが結核の結果と関連している可能性があることを示す。NEAT1の発現低下は,マクロファージによる細胞内Mtbのクリアランスを弱める可能性がある。Copyright 2018 Shuying Huang et al. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
分類
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遺伝子発現  ,  抗細菌薬の基礎研究  ,  感染症・寄生虫症一般 
引用文献 (20件):
  • D. Falzon, H. J. Schünemann, E. Harausz, L. González-Angulo, C. Lienhardt, E. Jaramillo, K. Weyer, "World Health Organization treatment guidelines for drug-resistant tuberculosis," European Respiratory Journal, vol. 49, no. 3, pp. 1602308, 2017.
  • Z. Huang, Q. Luo, Y. Guo, J. Chen, G. Xiong, Y. Peng, J. Ye, J. Li, G. Delogu, "Mycobacterium tuberculosis-Induced Polarization of Human Macrophage Orchestrates the Formation and Development of Tuberculous Granulomas In Vitro," PLoS ONE, vol. 10, no. 6, pp. 1602308, 2015.
  • H. Wu, L. Yang, L.-L. Chen, "The Diversity of Long Noncoding RNAs and Their Generation," Trends in Genetics, vol. 33, no. 8, pp. 540-552, 2017.
  • A. T. Satpathy, H. Y. Chang, "Long Noncoding RNA in Hematopoiesis and Immunity," Immunity, vol. 42, no. 5, pp. 792-804, 2015.
  • N. A. Rapicavoli, K. Qu, J. Zhang et al., "A mammalian pseudogene lncRNA at the interface of inflammation and anti-inflammatory therapeutics," eLife, vol. 2013, no. 2, 2013.
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タイトルに関連する用語 (5件):
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