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J-GLOBAL ID:201902226000392966   整理番号:19A0981748

ラット直腸結腸における電気発生K+分泌における酪酸の関与【JST・京大機械翻訳】

Involvement of butyrate in electrogenic K+ secretion in rat rectal colon
著者 (4件):
資料名:
巻: 471  号:ページ: 313-327  発行年: 2019年 
JST資料番号: H0787A  ISSN: 0031-6768  CODEN: PFLABK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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酢酸,プロピオン酸およびブチラートのような短鎖脂肪酸(SCFAs)は,結腸細菌発酵により食事性炭水化物から合成される。これらのSCFAsはエネルギーを供給し,癌を抑制し,イオン輸送に影響する。しかしながら,細胞内環境におけるイオン輸送と調節におけるそれらの役割は不明のままである。SCFAsの役割を明らかにするために,ラット直腸結腸における短絡電流(I_SC)を測定し,イオン輸送体のRT-PCRと免疫組織化学的分析を行った。30mMの酪酸塩の適用はI_SCを負の方向にシフトさせたが,上皮Na+チャンネル(ENaC)の活性を減弱させなかった。Na+-K+-2Cl-共輸送体阻害剤ブメタニドの基底外側への適用は,酪酸により誘導される負のI_SCシフトを低下させた。KCNQ型K+チャンネル阻害剤,XE991の先端側への応用は,用量依存的に酪酸により誘導されるI_SCシフトを低下させた。I_SCシフトは,SMCT1阻害剤,イブプロフェンに対するHCO_3-および非感受性とは独立していた。ラット直腸結腸からの粘膜は,H+結合モノカルボン酸輸送体(MCT1,MCT4およびMCT5)のmRNAを発現し,それぞれSLC16A1,SLC16A3およびSLC16A4とも呼ばれた。RT-PCRと免疫蛍光分析は,KCNQ2とKCNQ4がラット直腸結腸の表面細胞の頂端膜に局在することを示した。これらの結果は,H+結合モノカルボン酸輸送体により輸送される酪酸が,ラット直腸結腸における頂端膜上のKCNQ型K+チャンネルを介してK+分泌を活性化することを示す。KCNQ型K+チャンネルは消化管における腸の分泌と防御機構において役割を果たしている可能性がある。Copyright 2018 The Author(s) Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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腸 
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