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J-GLOBAL ID：201902226120214065   整理番号：19A2159410

物理蒸着中のAu原子の二次元拡散により検出したポリスチレン表面のガラス転移【JST・京大機械翻訳】

Glass transition of a polystyrene surface as detected via two-dimensional diffusion of Au atoms during physical vapor deposition

著者 (4件)： Sasaki Takashi (Department of Materials Science and Engineering, University of Fukui, 3-9-1 Bunkyo, Fukui, 9108507, Japan) ,  Ito Yuta (Department of Materials Science and Engineering, University of Fukui, 3-9-1 Bunkyo, Fukui, 9108507, Japan) ,  Sasai Taichiro (Department of Materials Science and Engineering, University of Fukui, 3-9-1 Bunkyo, Fukui, 9108507, Japan) ,  Irie Satoshi (Department of Materials Science and Engineering, University of Fukui, 3-9-1 Bunkyo, Fukui, 9108507, Japan)
資料名： Polymer  (Polymer)
巻： 178  ページ： Null  発行年： 2019年 
JST資料番号： D0472B  ISSN： 0032-3861  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 表面ガラス転移温度(T_g)を決定するために,物理蒸着中のポリスチレン(PS)膜の表面を横切るAu原子の二次元拡散を調べた。堆積したAu原子は,他の原子や凝集粒子と合体するまで,PS表面上で二次元拡散を受けた。PS表面上のAuの拡散率を,生成したAuナノ粒子のサイズと数密度から評価した。Auの拡散係数Dは356K付近で急激な変化を示し,これはPS基板の表面T_gに帰属された。T_g近傍で観測されたDのより強い温度依存性は,Au拡散がPSのセグメント動力学と結合していることを示唆している。拡散係数の変化は,PS表面のT_gの上下の拡散機構の本質的な違いを示唆する。ガラス状PS表面上の拡散は,T_g上よりもPS表面のより不均一な特徴を反映すると仮定した。これは,種々の活性化エネルギー分布を有するモンテカルロシミュレーションからの結果によって定性的に支持された。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： ガラス転移点 ,  *ガラス転移 ,  数密度 ,  *ポリスチレン ,  活性化エネルギー ,  *ガラス ,  温度依存性 ,  *金 ,  *蒸着 ,  *物理蒸着 ,  *二次元 ,  拡散係数 ,  モンテカルロシミュレーション ,  金ナノ粒子

著者キーワード (3件)： ガラス転移 ,  表面 ,  蒸着

分類 (2件)： 高分子固体のその他の性質  (CG02025L) ,  高分子固体の物理的性質  (CG02024U)

タイトルに関連する用語 (6件)： 物理蒸着 ,  Au ,  原子 ,  拡散 ,  ポリスチレン ,  ガラス転移