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J-GLOBAL ID:201902226171622377   整理番号:19A1655234

新たに診断された膠芽腫患者におけるリンパ球減少症の臨床観察【JST・京大機械翻訳】

Clinical observation of lymphopenia in patients with newly diagnosed glioblastoma
著者 (9件):
資料名:
巻: 143  号:ページ: 321-328  発行年: 2019年 
JST資料番号: W4633A  ISSN: 1573-7373  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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グリア芽細胞腫(GBM)患者におけるリンパ球減少症は,疾患進行と同様に治療に関連している。本遡及的研究は,同時化学放射線療法(CCRT)で治療されたGBM患者におけるリンパ球減少症の罹患率,影響因子,回復可能性,および臨床的意義を調査した。少なくとも3サイクルのアジュバントテモゾロミド(TMZ)を受け,その後TMZを伴うCCRTを受けた新たに診断されたGBM患者合計219名を登録した。異なる細胞数を含む完全な血球数に関する連続データを,新しい相の直前と処方のあらゆる治療サイクルの前に採取した。白血球(WBC)変数変化と治療様式ならびに生存との関係を分析した。リンパ球減少症は,逆イベントバージョン5.0に対するCommon Terminology Criteriaの定義を用いて分類された。合計92名の患者(42.0%)はベースライン時にリンパ球のレベルの低下(<1500/μL)を示した。WBC数,絶対好中球数,リンパ球数および好中球対リンパ球比は,RT/TMZ処理後にすべて有意に減少し,アジュバントTMZ期間中に回復しなかった。しかしながら,これらの計量は,リンパ球数を除いて,最後のTMZサイクルの3か月後に回復し始めた。リンパ球減少症患者(<1500リンパ球/μL)の比率は,RT/TMZの後に74.8%まで増加して,管理期間を通してほぼ71.5%(範囲63.7~75.3%)で安定していた。さらに,グレード3リンパ球減少症(<500リンパ球/μL)患者の数も,治療後に有意に増加し,2.9%(ベースラインで0.9%から)に達した。統計学的に,リンパ球減少症患者の75.7%はTMZ離脱後に240.3日(95%信頼区間±104.7日)の中央値で回復すると予測された。RTまたはTMZとリンパ球減少症の間には用量依存的関係はなかった。RT/TMZの1か月後に測定されたグレード3(<500リンパ球/μL)リンパ球減少症は,有意に減少した生存(13.0か月対19.5か月,p=0.011)を予測した。リンパ球減少症はGBM疾患の進行と治療の間の頻繁なイベントである。治療関連リンパ球減少症は顕著で長く,GBM患者の予後因子として用いることができる。Copyright 2019 Springer Science+Business Media, LLC, part of Springer Nature Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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神経系の腫よう 
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