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J-GLOBAL ID：201902226256827030   整理番号：19A1093670

消費者の食用きのこに対する価値認識と人工栽培マツタケへの潜在的需要-アンケート調査を用いたセグメンテーションによる分析-

Analysis of Value Recognition for Edible Mushrooms and Potential Demand for Artificially Cultivated Tricholoma matsutake: Segmentation Analysis by Questionnaire Survey

著者 (3件)： 大石卓史 (近畿大 農) ,  福田泰久 (近畿大 農) ,  白坂憲章 (近畿大 農)
資料名： 日本きのこ学会誌  (Mushroom Science and Biotechnology)
巻： 27  号： 1  ページ： 13-20  発行年： 2019年04月30日 
JST資料番号： L6615A  ISSN： 1348-7388  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿では,人工栽培マツタケへの潜在的需要に着目しつつ,消費者の食用きのこに対する価値認識についての分析を行うことで,その特徴を明らかにした.インターネットアンケート調査により得られた回答データを対象に分析を行い,現在でも一定数のマツタケ愛好家が存在することや食用きのこの人工栽培に対する抵抗感を示す消費者が比較的少ないこと,人工栽培マツタケの開発・実用化に対して一定割合の消費者が評価や購入支持を行う可能性があることを明らかにした.今後は,人工栽培マツタケに求められる品質水準(香り,鮮度,食味等)や販売価格帯の検討,人工栽培マツタケの効果的なマーケティング戦略の検討等を行うことが重要といえる.(著者抄録)

シソーラス用語： *きのこ ,  *栽培 ,  *マツタケ ,  消費者志向 ,  需要 ,  *評価 ,  アンケート ,  クラスタ分析 ,  *意識 ,  マーケティング ,  セグメンテーション ,  消費者
準シソーラス用語： アンケート調査 ,  きのこ栽培 ,  *価値評価 ,  *消費者意識 ,  *人工栽培 ,  潜在需要

分類 (2件)： 野菜  (FC03043X) ,  市場調査,広告  (KA06030H)

引用文献 (14件)：

• 1) 林野庁(編): 平成29 年度 森林・林業白書,全国林業改良普及協会,東京,pp84-85, 110 (2018)
• 2) 寺下隆夫・楠田瑞穂: マツタケの人工栽培における課題と今後の展望,近畿大学農学部紀要,46, 343-353 (2013)
• 3) 山中高史: マツタケ人工栽培技術開発に向けた研究,森林総合研究所研究報告,11, 85-95 (2012)
• 4) 村松芳多子・鈴木亜夕帆・寺嶋芳江・土橋 昇・渡邊智子: きのこに関する嗜好調査(2001 年千葉県内調査)- 女子学生と同居する家事担当者の場合-,日本家政学会誌,55, 725-732 (2004)
• 5) 市村雅俊: 家計におけるきのこの消費行動変化とその要因,日本きのこ学会誌,14, 125-133 (2006)

タイトルに関連する用語 (9件)： 消費者 ,  食用きのこ ,  価値 ,  人工栽培 ,  マツタケ ,  需要 ,  アンケート調査 ,  セグメンテーション ,  分析