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J-GLOBAL ID:201902226257264477   整理番号:19A1538502

HLA-B*35:01対立遺伝子はヒトにおけるPolygonum multiflorum誘発肝損傷を予測する潜在的バイオマーカーである【JST・京大機械翻訳】

HLA-B*35:01 Allele Is a Potential Biomarker for Predicting Polygonum multiflorum-Induced Liver Injury in Humans
著者 (43件):
資料名:
巻: 70  号:ページ: 346-357  発行年: 2019年 
JST資料番号: T0889A  ISSN: 0270-9139  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Polygonum multiflorum(PM)は,炎症関連の特異的肝障害を誘導することが報告されている有名な漢方薬である。本研究は,PM-薬物誘発性肝障害(PM-DILI)に対する感受性の遺伝的基礎を同定し,ヒトにおけるPM-DILIのリスクを予測するための生物学的マーカーを開発することを目的とした。PM-DILIを有する11名の患者の主要組織適合性複合体(MHC)領域を配列決定し,すべてのヒト白血球抗原(HLA)型頻度をHan-MHCデータベースと比較した。PM-DILIを有する15人の患者,他のDILIを有する33人の患者および99人の母集団対照を含む独立した複製研究を,HLA-B PCR配列に基づくタイピングにより候補対立遺伝子を検証するために実施した。PM-DILIに及ぼすリスク対立遺伝子の影響を決定するために,4週間PMを受けている72人の外来患者を含む前向きコホート研究を設計した。パイロット研究において,HLA-B*35:01の頻度は,PM-DILI患者において45.4%であり,中国人集団における2.7%(オッズ比[OR],30.4;95%信頼区間[CI],11.7~77.8;P=1.9×10~10)であった。独立した複製研究と組み合わせ分析において,ロジスティック回帰モデルにより,HLA-B*35:01はPM-DILIの高リスク対立遺伝子(PM-DILI対他のDILI,OR,86.5;95%CI,14.2~527.8,P=1.0×10~6)とPM-DILI対集団対照,OR,143.9;95%CI,30.1~687.5,P=4.8×10~10であることを確認した。前向きコホート研究において,トランスアミナーゼレベルの無症候性増加が6名の患者において診断され,HLA-B*35:01キャリア(37.5%)において非キャリア(4.7%)より有意に高い発生率(相対リスク,8.0;95%CI,1.9~33.2;P<0.02)を示した。結論:HLA-B*35:01対立遺伝子はPM-DILIの遺伝的危険因子であり,ヒトにおけるPM-DILIを予測する潜在的バイオマーカーである。Copyright 2019 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (5件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
消化器の疾患  ,  消化器の腫よう  ,  腫ようの化学・生化学・病理学  ,  免疫療法薬・血液製剤の臨床への応用  ,  遺伝的変異 

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