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J-GLOBAL ID：201902226343571436   整理番号：19A1902701

超臨界条件での水中ベンゼンのab initio分子動力学研究 水和殻水と溶質の構造,動力学,極性【JST・京大機械翻訳】

An ab initio molecular dynamics study of benzene in water at supercritical conditions: Structure, dynamics, and polarity of hydration shell water and the solute

著者 (2件)： Choudhary Ashu (Department of Chemistry, Indian Institute of Technology Kanpur, Kanpur 208016, India) ,  Chandra Amalendu (Department of Chemistry, Indian Institute of Technology Kanpur, Kanpur 208016, India)
資料名： Journal of Chemical Physics  (Journal of Chemical Physics)
巻： 151  号： 4  ページ： 044508-044508-13  発行年： 2019年 
JST資料番号： C0275A  ISSN： 0021-9606  CODEN： JCPSA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 超臨界水中のベンゼン溶質の水和殻の異方性構造と動力学を,ab initio分子動力学シミュレーションにより調べた。本研究では,超臨界水中のベンゼン溶質の極性と構造歪も調べた。計算は溶媒の3つの異なる密度に対して673Kで行った。シミュレーションは,Becke-Lee-Yang-Parr(BLYP)を用いて,また,Grimme(BYLP-D)の分散補正を含むBecke-Lee-Yang-Parr汎関数を用いて行った。構造異方性は,異なる円錐領域の動径分布関数および角度および空間分布関数によって解明されるように,超臨界条件でも存在することが分かった。ベンゼン-水π水素結合及び水-水水素結合は673Kの超臨界温度でも存在することが分かった。しかし,これらの水素結合の数は,水密度の減少とともに実質的に減少した。ベンゼンの軸方向領域における水分子はベンゼン環に向かう一つのOHベクトルにより優先的に配向しているが,赤道領域に位置する水分子は環面にほとんど平行な双極子を配向することが分かった。しかし,配向分布は熱ゆらぎによる超臨界温度ではかなり広いことが分かった。水分子はこれらの超臨界条件でより速い動力学を有するが,溶媒和殻とバルク分子の動力学においてわずかな差が観察される。超臨界条件下での水中のベンゼン溶質の極性の増加を引き起こす環の立体配座柔軟性が増強されることが分かった。Copyright 2019 AIP Publishing LLC All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： ベクトル ,  水素結合 ,  *溶質 ,  計算機シミュレーション ,  臨界温度 ,  異方性 ,  双極子 ,  *超臨界 ,  動径分布関数 ,  汎関数 ,  *水和 ,  *分子動力学 ,  超臨界水 ,  水分子 ,  芳香族炭化水素
準シソーラス用語： 分子動力学シミュレーション , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 分子化合物  (CE02000C)

物質索引 (1件)： ベンゼン

タイトルに関連する用語 (10件)： 臨界条件 ,  水中 ,  ベンゼン ,  分子動力学 ,  研究 ,  水和 ,  殻 ,  溶質 ,  動力学 ,  極性