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J-GLOBAL ID：201902226484640603   整理番号：19A1600787

丘陵地形における作物蒸発散量とバイオマス生産量を推定するためのAquacropモデルの利用【JST・京大機械翻訳】

Use of AquaCrop model for estimating crop evapotranspiration and biomass production in hilly topography

著者 (6件)： Boudhina N. (INAT, University of Carthage, Tunis, Tunisia) ,  Masmoudi M. M (INAT, University of Carthage, Tunis, Tunisia) ,  Alaya I. (INAT, University of Carthage, Tunis, Tunisia) ,  Alaya I. (IRD, UMR LISAH, Montpellier, France) ,  Jacob F. (IRD, UMR LISAH, Montpellier, France) ,  Ben Mechlia N. (INAT, University of Carthage, Tunis, Tunisia)
資料名： Arabian Journal of Geosciences  (Arabian Journal of Geosciences)
巻： 12  号： 8  ページ： 1-7  発行年： 2019年 
JST資料番号： W4050A  ISSN： 1866-7511  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 傾斜地における作物モデルの使用は,レリーフが浸透,放射,および空気力学的プロセスに影響を及ぼすので,レリーフが考慮されない場合には疑問がある。本研究の目的は,in situ測定を用いて,丘陵地域における作物蒸発散量,水収支およびバイオマス生産のシミュレーションにおけるFAO-AquarCropモデルの性能を評価することである。実験は,反対の傾斜リム(AとB)上に位置する2つのコムギ畑と平坦地形上の1つの対照圃場(C)において,5%の斜面とBが6%の傾斜を持つNWによって行われた2つのコムギ圃場で行われた。3つのフラックスステーションを用いて,自動的に実際の蒸発散(ET)と気候因子をモニターし,一方,土壌水分とバイオマス生産を手動で測定した。モデルの出力を統計指標を用いた実際の測定値と比較した:回帰線の勾配,二乗平均誤差(RMSE),および決定係数(R2)。実際のETは,作物の初期段階で1~2mm,中期段階で3~4mmの間で変化した。中期におけるET/ETo比は,圃場A,BおよびCに対して,それぞれ0.81,0.74および1.03であり,一般的に使用されている1.15の値よりはるかに低かった。測定とシミュレートしたET間の比較は,6~20%高い平均値と0.47~0.77mm/日のRMSEを有する傾斜地におけるモデルの実質的過大評価を示した。AquarCropは,特に平坦な条件において,合理的に良い水収支をシミュレートするように見える。上部100cmの土壌層における含水量のRMSEは41~67mm/mの範囲にあり,相対誤差は11~21%であった。シミュレーションと測定したバイオマス値は系統的な差を持つ類似の傾向(R2=0.86~0.94)を示し,AquarCrop出力が補正係数により改善され得ることを示した。Copyright 2019 Saudi Society for Geosciences Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 土壌水 ,  含水量 ,  水収支 ,  *バイオマス ,  *農作物 ,  *蒸発散量 ,  傾斜地 ,  *モデル ,  *蒸発散 ,  コムギ
準シソーラス用語： 平坦地 ,  現場測定 ,  レリーフ ,  *バイオマス生産 ,  *丘陵地 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 作物蒸発散 ,  コムギ ,  AQUACROP ,  丘陵地形 ,  地形効果

分類 (2件)： 地質構造・テクトニクス  (DE04030Y) ,  測地学  (DC02000X)

タイトルに関連する用語 (6件)： 丘陵地 ,  作物 ,  蒸発散量 ,  バイオマス生産 ,  推定 ,  モデル