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J-GLOBAL ID：201902226491199891   整理番号：19A2673696

成分のπ電子保持能力に着目したエチレン/線状ポリエン類似体の平面性【JST・京大機械翻訳】

Planarity of ethylene/linear polyene analogues focused on π-electron holding ability of the components

著者 (3件)： Nakamura Taiji (Division of Pure and Applied Science, Graduate School of Science and Technology, Gunma University, Kiryu, Gunma, Japan) ,  Imanishi Akira (Division of Pure and Applied Science, Graduate School of Science and Technology, Gunma University, Kiryu, Gunma, Japan) ,  Kudo Takako (Division of Pure and Applied Science, Graduate School of Science and Technology, Gunma University, Kiryu, Gunma, Japan)
資料名： International Journal of Quantum Chemistry  (International Journal of Quantum Chemistry)
巻： 119  号： 24  ページ： e26029  発行年： 2019年 
JST資料番号： B0853A  ISSN： 0020-7608  CODEN： IJQCB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： シリコンやゲルマニウムのような重いグループ14元素からなるエチレン/ポリエン類似体は平面構造を優先しない。著者らの以前の研究の反発支配(RD)モデルにおいて,主にヘキサシラベンゼンの平面性に焦点を合わせて,電子反発が重ベンゼン類似体の非平坦化を促進することを示した。本研究では,RDモデルを深めるために,種々の線形不飽和化合物における分子内π電子移動(分極効果)と平面性の間の相関を調べた。ここでは,平面分子構造中のπ電子を保持する能力が各元素の特性であることを明らかにした。例えば,炭素は1個以上のπ電子を保持できるが,シリコンとゲルマニウムは平面構造を維持するために1個のπ電子にも耐えることができない。したがって,重原子上のπ-受容置換基は,各骨格原子上のπ電子の数を制御することにより,重いエチレンと線状ポリエンを形成することが分かった。Copyright 2019 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 平面構造 ,  *π電子 ,  *ポリエン ,  ケイ素 ,  分極 ,  線形性 ,  *類似物質 ,  *平坦性 ,  炭素 ,  ゲルマニウム ,  芳香族炭化水素 ,  アルケン
準シソーラス用語： 平坦化 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 14族元素 ,  線形不飽和化合物 ,  平面性 ,  RDモデル ,  π電子保持能力

分類 (3件)： 波動方程式の解法,散乱理論  (BA06020N) ,  芳香族単環フェノール類・多価フェノール  (CF05090V) ,  分子の電子構造  (BH05010Q)

物質索引 (2件)： ベンゼン ,  エチレン

タイトルに関連する用語 (7件)： π電子 ,  保持能力 ,  着目 ,  エチレン ,  ポリエン ,  類似体 ,  平面性