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J-GLOBAL ID:201902226562789412   整理番号:19A1417741

ブラジルにおける先天性疾患のヒト症例から得られた株による実験的トキソプラズマ症治療のためのスルファジアジンとピリメタミンの有効性【JST・京大機械翻訳】

Efficacy of sulfadiazine and pyrimetamine for treatment of experimental toxoplasmosis with strains obtained from human cases of congenital disease in Brazil
著者 (6件):
資料名:
巻: 202  ページ: 7-14  発行年: 2019年 
JST資料番号: H0390A  ISSN: 0014-4894  CODEN: EXPAA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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南米におけるトキソプラズマ症は,大きな健康影響を示し,この大陸で循環する寄生虫の優勢な非定型的遺伝子型により,自然の症例の重症度のためだけでなく,研究の興味の話題である。典型的に,症候性トキソプラズマ症はスルファジアジン(SDZ)とピリメタミン(PYR)の併用で治療される。しかしながら,いくつかの臨床症例は,治療中断を導くことができる,感染またはそれらの有意な副作用を制御するための薬剤の能力のために,治療失敗を提示する。上記の薬剤に対する耐性/感受性は北半球に広がるToxoplas gondiiのクローン株に対して良く記述されているが,南アメリカの非定型株についてはほとんど知られていない。本研究では,異なる異型T.gondii株による急性感染時のマウスの治療に対するSDZとPYRの有効性を評価した。Swissマウスを,ブラジルの先天性トキソプラズマ症の新生児患者から得られた7つのT.gondii株に感染させた。感染マウスは,SDZの1日当たり10-640mg/kg,PYRの1日当たり3-200mg/kg,またはより低い用量の両方の薬剤の併用で治療された。マウスを,ELISAによる死亡率,抗T.gondii IgG産生および脳嚢胞の存在を含むパラメータについて評価した。加えて,dhps遺伝子における多型の存在を遺伝子配列決定により検証した。記述的分析を用いて,SDZおよび/またはPYRと遺伝子型に対する感受性の間の関連性を評価した。TgCTBr4およびTgCTBr17株(遺伝子型108)はSDZまたはPYR処理に対して低い感受性を示した。TgCTBr1およびTgCTBr25株(遺伝子型206)は,PYRに対して類似の感受性を示したが,SDZ処理に対しては同様の感受性を示さなかった。TgCTBr9株(遺伝子型11)は両薬剤による処理に対して高い感受性を有する唯一の株であった。TgCTBr13株(遺伝子型208)は,より低いPYRまたはSDZ用量での処理に対して感受性ではなかった。TgCTBR23株(遺伝子型41)は,SDZ処理よりPYRに感受性であった。しかし,低SDZとPYR用量の関連は,ブラジルの新生児から得られたT.gondii非定型株による実験的トキソプラズマ症の治療に対して良好な効果を示した。T.gondii dhps遺伝子(I347M)における新しい突然変異が同定され,これはTgCTBr4およびTgCTBr17分離株に対して観察されたSDZ低感受性プロファイルと関連している可能性がある。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
微生物感染の生理と病原性  ,  感染症・寄生虫症一般 

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