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J-GLOBAL ID：201902227017902775   整理番号：19A0183102

Murchison隕石の母天体におけるN含有環状化合物の分子進化【JST・京大機械翻訳】

Molecular Evolution of N-Containing Cyclic Compounds in the Parent Body of the Murchison Meteorite

著者 (5件)： Naraoka Hiroshi (Department of Earth and Planetary Sciences, Kyushu University) ,  Naraoka Hiroshi (Research Center for Planetary Trace Organic Compounds, Kyushu University) ,  Yamashita Yohei (Department of Earth and Planetary Sciences, Kyushu University) ,  Yamaguchi Mihoko (Thermo Fisher Scientific, Japan) ,  Orthous-Daunay Francois-Regis (Institut de Planetologie et d’Astrophysique de Grenoble, Univ. Grenoble Alpes, CNRS, France)
資料名： ACS Earth and Space Chemistry  (ACS Earth and Space Chemistry)
巻： 1  号： 9  ページ： 540-550  発行年： 2017年 
JST資料番号： W5039A  ISSN： 2472-3452  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 原始隕石は様々な種類の有機化合物を含む。これらの隕石における分子分布は完全に明らかにされていないので,地球外有機化合物の包括的な形成機構をまだ理解していない。本研究において,N含有環状化合物の多様で豊富なアルキル化同族体を,高速液体クロマトグラフィー/超高分解能質量分析を用いたエレクトロスプレイイオン化によるMurchisonいん石のメタノール抽出物中で同定した。600以上の正イオンをC_nH_mN+とC_nH_mN_2+に割り当て,飽和と不飽和アルキル化ピリジンとアルキルイミダゾールが支配的であった。両者は,アルカリ環境下でアルドール縮合とイミン形成によりアルデヒドとアンモニアから合成できる。さらなる酸化還元反応は,これらの分子をアルキルピペリジンおよびピリジンカルボン酸を含む種々のCHN化合物に進化させるために進行した。本研究は,アルドール縮合とアンモニアとのホルモース反応が,小惑星におけるN含有化合物の分子進化のための重要な機構であることを示している。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： カルボン酸 ,  小惑星 ,  アルドール反応 ,  アンモニア ,  イミン ,  エレクトロスプレイイオン化 ,  *隕石 ,  *分子進化 ,  アルキル化 ,  有機化合物 ,  アルデヒド ,  カチオン ,  窒素複素環化合物
準シソーラス用語： *環状化合物 ,  *Murchison隕石 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 分子進化 ,  地球外有機合成 ,  アルキルピリジン ,  アルキルイミダゾール ,  Murchisonいん石 ,  超高分解能質量分析

分類 (3件)： 流星,すい星,いん石  (DB04040A) ,  有機化合物の各種分析  (CC08034J) ,  有機地球化学  (DD01043K)

物質索引 (1件)： ピリジン

タイトルに関連する用語 (4件)： Murchison隕石 ,  母天体 ,  環状化合物 ,  分子進化