文献
J-GLOBAL ID:201902227297440503   整理番号:19A0646897

ゼブラフィッシュの恐怖条件付けに必須な終脳におけるニューロン集団の同定【JST・京大機械翻訳】

Identification of a neuronal population in the telencephalon essential for fear conditioning in zebrafish
著者 (17件):
資料名:
巻: 16  号:ページ: 45  発行年: 2018年 
JST資料番号: U7046A  ISSN: 1741-7007  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
恐怖条件付けは,動物の生存に必須の学習の形式であり,学習と記憶の機構を研究するための行動パラダイムとして使用される。哺乳類において,扁桃体は恐怖条件付けにおいて重要な役割を果たす。硬骨魚において,背側終脳(Dm)の内側領域は解剖学的およびアブレーション研究により哺乳類扁桃体の相同体であると仮定されており,条件付き回避反応における役割を示している。しかしながら,Dmを介した条件付き回避反応に必要なニューロン集団は機能的または遺伝的に定義されていない。ゼブラフィッシュにおける遺伝的アプローチにより恐怖条件付けに必須なニューロン集団を同定することを目的とした。最初に,大規模遺伝子トラップとエンハンサートラップスクリーンを実施し,脳の特異的領域においてGal4転写活性化因子の遺伝子操作バージョンであるGal4FFを発現するトランスジェニック魚系統を作成した。次に,これらGal4FF発現魚をGal4結合配列UASのボツリヌス神経毒遺伝子下流を運ぶエフェクター系統と交配し,活性回避恐怖条件付けのための二重トランスジェニック魚を分析した。著者らは,種々の脳領域においてGal4FF発現を伴う16のトランスジェニック系統を同定し,回避反応における性能の低下を示した。それらのうちの2つは,Dmのサブ領域に位置するニューロンの集団においてGal4発現を有し,それは120A-Dmニューロンと名付けた。120A-Dmニューロンの阻害も,Pavlovian恐怖条件付けにおける性能低下を引き起こした。120A-Dmニューロンは主にグルタミン酸作動性で,視床下部および腹側終脳を含む他の脳領域への投射を有していた。ここでは,恐怖条件付けに必須なゼブラフィッシュDmにおけるニューロンの亜母集団を同定した。著者らは,これらが哺乳類の淡蒼球扁桃体におけるニューロンの機能的等価物であり,条件付け刺激-非条件刺激関連を媒介することを提案する。したがって,本研究は,脊椎動物における恐怖条件付けを媒介する機能的神経回路の進化的保存と多様化を理解するための基礎を確立する。Copyright 2019 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
中枢神経系 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
引用文献 (59件):
もっと見る

前のページに戻る