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J-GLOBAL ID：201902227314567245   整理番号：19A2636029

勾配12%小断面坑道を周辺環境に配慮した爆破掘削で施工-太平洋セメント袰下1ベルトコンベヤ坑道-

Blasting Excavation of Small Drift with 12% Incline, Taking the Surrounding Environment into Account-Taiheiyo Cement, Horoshi 1 Belt Conveyor Drift-

著者 (4件)： 高野浩司 (清水建設) ,  谷口博章 (清水建設) ,  佐々木孝之 (太平洋セメント) ,  藤野圭介 (龍振鉱業)
資料名： トンネルと地下  (日本トンネル技術協会誌)
巻： 50  号： 11  ページ： 833-839  発行年： 2019年11月01日 
JST資料番号： S0644A  ISSN： 0285-631X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 太平洋セメント(株)は,岩手県気仙郡住田町の袰下山(標高587m)で鉱山開発を進めている。この開発工事は,採掘,破砕された石灰岩を袰下山から太平地区の既存ラインまで運搬する延長6.53kmのベルトコンベヤ(BC)用のトンネル工事である。このうち,開発A工区の袰下1BC坑道は,延長2.672km,内空幅5m,縦断勾配12%で,施工機械が互いに通過するための幅7.4m,延長40mの拡幅部を160~170m間隔に設けたトンネルである。周辺環境への掘削影響抑止と,坑口部の急斜面により仮設ヤード確保が困難であることから,BC坑道と同仕様で最大勾配12%,延長192mのアクセス坑道を設け,BC坑道と接続した。トンネル掘削法は,タイヤ方式の全断面爆破掘削である。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *石灰石鉱山 ,  トンネル掘削 ,  *坑道掘進 ,  *発破 ,  振動制御 ,  環境影響 ,  支保工 ,  変位測定 ,  導坑 ,  坑道 ,  ベルトコンベヤ ,  縦断勾配 ,  事故防止 ,  湧水 ,  地下空洞
準シソーラス用語： 坑道発破 ,  *制御発破

分類 (1件)： トンネル工事  (RC05031E)

引用文献 (3件)：

• 住田の鉱山開発工事安全を祈願/太平洋セメント,岩手日報,2016.2.25.
• 日本道路協会:標準的な支保構造の組み合わせ,道路トンネル技術基準(構造編)・同解説,p.131,2003.11.
• 高速道路総合技術研究所:切羽評価点法,トンネル施工管理要領,第7版,pp.52-56,2013.7.

タイトルに関連する用語 (8件)： 勾配 ,  坑道 ,  周辺環境 ,  配慮 ,  爆破 ,  掘削 ,  施工 ,  ベルトコンベヤ