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J-GLOBAL ID:201902227342002202   整理番号:19A2189553

球圧子の繰返し押付けにより生じたDLC膜の損傷と膜構造が及ぼす損傷への影響

Failure of DLC Films Caused by Cyclic Sphere Indentation and Effects of Film Structures on Failure Mode
著者 (5件):
資料名:
巻: 60  号: 702  ページ: 203-208(J-STAGE)  発行年: 2019年 
JST資料番号: G0076A  ISSN: 0038-1586  CODEN: SOKAB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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ダイヤモンド状炭素(DLC)のような硬質皮膜の新しい強度評価法として,繰返し押込試験を提案した。次に,試験装置を製作し,DLCの評価に用いた。DLCの接着強さの改善のためのDLCとCr/C傾斜組成中間層を,アンバランスドマグネトロン(UBM)スパッタリング法により熱処理して研磨したJIS SCM415基板上に調製した。直径10mmのSi3N4球を繰返し押込試験に用いた。10000サイクルの押付けにより,圧痕においてDLC破壊と剥離がもたらされた。また,リング状亀裂が圧痕の周りに観察された。Gピーク強度に対するDピーク強度の比であるI(D)/I(G)は,圧痕の中心に向かって減少する。これは,DLC中のsp2クラスタサイズの減少を示すと考えられた。一方,圧縮応力は,そのGピーク位置の変化によって示されるように,接触領域におけるDLCの表面近くで増加した。圧痕におけるDLCの破壊と剥離の原因と考えられた。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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気相めっき  ,  炭素とその化合物 
引用文献 (17件):
  • 1) Nakamura, M.:Mechanical Surface Tech, 2012-06 (2012), 24-26.
  • 2) Tsuda, S., Yoshihara, S., Tsuji, Y. & Iriyama, Y.:J. JILM, <b>60</b>-9 (2010), 438-443.
  • 3) Murakawa, M.:J. JSTP., 54-626 (2013), 225-229.
  • 4) Iwamura, E.:Hakumaku no Ouryoku・Mittyakusei・Hakuri Trouble Handbook, (2007), 122-125, Jyoho-Kiko.
  • 5) Nakamura, M., Miura, K., Matsuoka, T. & Hirayama, T.:J. Soc. Mat. Sci., <b>57</b>-5 (2008), 488-494.
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