抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【目的】股関節置換術における術後甲状腺機能に及ぼすヨウ素ボス洗浄消毒の効果を調査する。方法:2017年1月から2017年9月まで,上海長海病院関節外科で股関節置換術を受けた患者50名(甲状腺疾患及び股関節感染患者なし)を2群にランダムに分けた。実験群(術中に人工器官を留置後、ヨードボルト洗浄、浸漬消毒5min)25例、対照群(生理食塩水洗浄、5min浸漬)25例。両群の術後に同じリハビリ訓練方案を採用した。すべての患者の術前、術後1日目、第1週目及び第1ケ月の甲状腺刺激ホルモン(TSH)、遊離トリヨードチロニン(FT3)、遊離チロキシン(FT4)及び尿ヨウ素の結果を採集し、術後及び術後1d、1週間及び1ケ月に術前に比べ変化の程度を評価した。各時点の群間の違いはペアサンプルt検定を用いた。【結果】50人の患者が首尾よく手術を完成し,術後少なくとも1カ月間フォローアップした。実験群のFT3は術前に(4.4±0.8)pmol/Lで,術後1日目,1週間,1カ月目にそれぞれ(1.7±0.3),(4.7±0.7),(4.3±1.0)pmol/Lであり,対照群の術前は(4.2±0.7)pmol/Lであった。術後1日,1週,1か月は,それぞれ(2.9±0.5),(3.8±0.8),(4.5±0.9)pmol/Lであった。実験群のFT4は術前に(15.4±3.6)pmol/L,術後1日目,1週間,1カ月にそれぞれ(10.7±2.5),(12.1±2.7),(15.3±3.5)pmol/Lであり,対照群は術前(15.1±3)であった。8)pmol/L,術後1日,1週,1か月は,それぞれ(13.9±2.7),(14.6±2.3),(15.7±3.1)pmol/Lであった。実験群のTSHは,術前に(2.6±1.3)mIU/L,術後1日,1週,1か月で(1.3±0.3),(3.1±1.0),(2.36±1.9)mIU/Lであり,対照群では(2.6±1.0)mIU/Lであった。術後1日,1週,1か月は,それぞれ(1.3±0.3),(2.0±1.1),(2.5±1.5)mIU/Lであった。実験群の術前尿ヨウ素(251±97)μg/L,術後1日,1週,1か月(919±224),(453±106),(253±112)μg/L,対照群の術前は(254±98)μg/L,術後1日,1週,1日であった。1か月は,それぞれ(262±215),(255±107),(244±94)μg/Lであった。術後1日および1週のTSH,FT3,FT4および尿ヨウ素価は,2群間に有意差があった(術後1日TSH;t=0.892、術後1dFT3;t=7.165,術後1dFT4:t=3.296,術後1日尿ヨウ素値;t=8.184,P<0.05;術後1週間TSH;t=2.691,術後1週間FT3;t=3.339,術後1週間FT4:t=2.754,術後1週間尿ヨウ素値;t=5.092;両群ともP<0.05)で,術後1か月のTSH,FT3,FT4,および尿ヨウ素値に有意差はなかった(すべてP>0.05)。結論:術中にヨードボスを使用すれば、患者の甲状腺機能に一過的な影響があり、術後1日目に最も影響し、1週間後は次第に回復し、1ケ月後には何も影響がない。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】