文献

J-GLOBAL ID：201902227422782530   整理番号：19A0155877

液状化調査手法としてのサウンディング技術 2.動的貫入試験

著者 (3件)： 規矩大義 (関東学院大) ,  山口恵美 (関東学院大) ,  利藤房男 (名古屋大)
資料名： 地盤工学会誌  (Geotechnical Engineering Magazine)
巻： 67  号： 1  ページ： 44-50  発行年： 2019年01月01日 
JST資料番号： F0369A  ISSN： 1882-7276  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・サウンディング技術に関する講座の一環として,日本国内で使用されている各種動的貫入試験の概要と液状化判定手法としての適用性について解説。
・動的コーン貫入試験の打撃エネルギーはISO規格に準拠し,実務では調査深度や地盤の固さに応じて試験装置を使い分け。
・貫入抵抗以外の計測について,地盤の体積含水率,過剰間隙水圧,およびS波を計測する試験等があると紹介。
・コーン先端に水圧測定装置を付け,打撃時の過剰間隙水圧から細粒分含有量を推定することで液状化判定が可能な動的貫入試験(ピエゾ駆動コーン:PDC)が開発済みと紹介。
・東日本大震災で液状化被害を受けた千葉県香取市における現地一斉実験の概要を紹介。

シソーラス用語： *コーン貫入試験 ,  判断 ,  *液状化 ,  地盤調査 ,  ISO規格 ,  試験装置 ,  貫入抵抗 ,  含水量 ,  過剰間隙水圧 ,  S波【地震波】 ,  駆動 ,  圧電素子 ,  千葉県 ,  震災 ,  液状化判定 ,  香取市 ,  東日本大震災 ,  *動的コーン貫入試験 ,  動的貫入試験 ,  体積含水量
準シソーラス用語： ピエゾ駆動 ,  体積含水率

分類 (1件)： 現地調査,土質試験  (RA03020I)

引用文献 (15件)：

• 橋本 正・原田克之・雨宮松雄・生原 修・瀬戸英俊:回転式動的貫入試験機の開発と調査例,第28回土質工学研究発表会講演集,pp.303~304,1993.
• 菅原紀明・鈴木勝久・菅原章治:小型動的貫入試験機の開発とその利用,全地連・技術フォーラム,pp.461~464,1997.
• NETIS新技術情報提供システム:打ち込み式水位観測井(TH-110007-A)
• 平井孝治・規矩大義・大島昭彦・利藤房男:サンプリングの泣き所も乱れの少ない方法で採取(GSサンプリング),地盤工学会誌,Vol.63,No.4,pp.10~14,2015.
• 利藤房男・規矩大義・信本 実:千葉県香取市佐原河川敷におけるサウンディング現地実験,第49回地盤工学研究発表会,pp.225~226,2014.

タイトルに関連する用語 (5件)： 液状化 ,  調査 ,  手法 ,  サウンディング ,  動的貫入試験