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J-GLOBAL ID:201902227483727780   整理番号:19A2029442

日本で採集した野生のサトウキビ(Saccharum spontaneum L.)系統におけるサトウキビ黒穂病耐性の評価

Evaluation of sugarcane smut resistance in wild sugarcane (Saccharum spontaneum L.) accessions collected in Japan
著者 (12件):
資料名:
巻: 22  号:ページ: 327-332 (WEB ONLY)  発行年: 2019年 
JST資料番号: U0809A  ISSN: 1349-1008  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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Sporisorium scitamineumにより発病するサトウキビの黒穂病は,日本では最も深刻なサトウキビの病気の1種である。野生のサトウキビであるSaccharum spontaneumは,高収量のクローンを得るための重要な育種材料であることが知られている。本研究では,黒穂病に対して高い耐性を持つ日本の野生のサトウキビ系統を同定することを試みた。30種類の野生のサトウキビおよび3種類のサトウキビの栽培品種について,ピンプリック法で試験した。接種試験の結果は黒穂病に高い耐性を持つ野生のサトウキビ,すなわちJW90,イリオモテ8,およびイリオモテ15の同定に有効であった。生殖細胞のスクリーニング後には,接種試験から得た黒穂病への耐性子孫の分布と黒穂病を示さない圃場における乾物の生産性とを比較した。感受性系統と比較して,高い耐性を示した野生のサトウキビ系統は,黒穂病に耐性な子孫の分布に非常に大きな影響を持っていた。両個体群では,黒穂病への耐性と乾物の生産性には相関は見られなかった。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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糖料作物  ,  菌類による植物病害 

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