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J-GLOBAL ID:201902227849830153   整理番号:19A1756632

健常ボランティアにおける無作為化第1相試験における新規二重アデノシン受容体拮抗薬AB928の安全性,忍容性および薬理学【JST・京大機械翻訳】

Safety, tolerability, and pharmacology of AB928, a novel dual adenosine receptor antagonist, in a randomized, phase 1 study in healthy volunteers
著者 (12件):
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巻: 37  号:ページ: 711-721  発行年: 2019年 
JST資料番号: W4500A  ISSN: 1573-0646  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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アデノシンは腫瘍内免疫細胞に発現するA_2aとA_2b受容体を介して抗腫瘍免疫応答を抑制する。この効果は環状アデノシン5′-一リン酸(AMP)レベルの増加とサイクリックAMP応答要素結合蛋白質(CREB)のリン酸化により仲介される。著者らは,健康なボランティアにおける新しい二重A_2aR/A_2Br拮抗薬である経口AB928の安全性,忍容性,薬物動力学(PK),食物効果(FE),および薬物動態(PD)を評価するために,相1,プラセボ対照,単一上昇用量(SAD)および多重上昇用量(MAD)研究を行った。1日1回10~200mg,1日2回100mgのAB928用量を評価した。本研究では,85名の被験者(無作為化3:1,AB928:プラセボ),SADおよびMADコホートにおける40名,およびFEコホートにおける5名を登録した。AB928は試験された最高用量まで良く許容され,アデノシン阻害に潜在的に敏感な生理学的パラメータに影響を及ぼさなかった。安全性の懸念は同定されなかった。AB928のPKプロファイルは直線的で,用量比例的であり,明確なPK/PD相関が示された。アデノシン受容体が仲介する燐酸化CREBの有意な阻害は,全ての用量コホートでピーク血漿濃度で,高用量コホートではトラフ血漿濃度で観察された。AB928血漿レベル≧1μMは≧90%アデノシン受容体阻害と関連した。食後状態では,AB928吸収速度は減少したが,吸収の程度は変化しなかった。まとめると,これらのデータは癌患者における経口AB928のさらなる臨床開発を支持する。Copyright 2018 Springer Science+Business Media, LLC, part of Springer Nature Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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その他の中枢神経系作用薬の臨床への応用  ,  神経系疾患の薬物療法 
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