血液潅流等容収縮モデルを用いたラット心臓におけるLV機械エネルギー論に対する新しいミオシン活性化剤,Omecamtiv mecarbilの省エネルギー効果【JST・京大機械翻訳】

Obata Koji; Morita Hironobu; Takaki Miyako

文献

J-GLOBAL ID：201902227869464413 整理番号：19A2462124

血液潅流等容収縮モデルを用いたラット心臓におけるLV機械エネルギー論に対する新しいミオシン活性化剤,Omecamtiv mecarbilの省エネルギー効果【JST・京大機械翻訳】

The energy-saving effect of a new myosin activator, omecamtiv mecarbil, on LV mechanoenergetics in rat hearts with blood-perfused isovolumic contraction model

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巻： 392 号： 9 ページ： 1065-1070 発行年： 2019年
JST資料番号： D0140A ISSN： 0028-1298 CODEN： NSAPCC 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：短報発行国：ドイツ (DEU) 言語：英語 (EN)

新しいミオシン活性化剤,オミカミブ・メカルビール(OM)は,カルシウム(Ca2+)過渡を増加させることなくミオシンのアクチン結合力生成状態への移行速度の増加から生じると考えられる独特の新しい作用機構を持つ心臓変力剤である。しかし,心臓収縮性とエネルギー消費に及ぼすOMの影響についてはかなりの論争が残っている。本研究では,左心室(LV)の機械的仕事とエネルギー論,すなわちラット正常心臓(CTL)における機械的エネルギー,および4週間(ISO-HF)に対するイソプロテレノール(1.2mg/kg/日)の慢性投与により誘導された心不全に対するOMの影響を検討した。左室収縮期圧-容積関係(ESPVR)と心拍数当たりの心筋酸素消費量(VO_2)と収縮期圧-容積面積(PVA;心拍当たりの全機械的エネルギー)との間の直線関係を,OMの不在または存在下で240または300bpmペーシングにおける等容収縮ラット心臓において分析した。OMはCTLおよびISO-HFにおいてESPVRを変化させなかった。しかしながら,OMは,CTLとISO-HFの両方においてVO_2-PVA関係の勾配を有意に減少させ,ISO-HFにおける基礎代謝の変化なしに,平均VO_2切片を有意に増加させた。これらの結果は,OMは,CTLとISO-HFの両方でLV収縮性の変化なしでPVAの酸素コスト(収縮効率)を改善するが,ISO-HFでの興奮収縮(E-C)カップリングでのCa2+処理のVO2を増加させることを示唆した。結論として,OMは正常および不全心臓における収縮効率を改善するが,等容的に収縮するラットモデルにおける不全心臓におけるCa2+処理のO2消費を増加させると結論した。Copyright 2019 The Author(s) Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

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酵素製剤・酵素阻害剤の基礎研究 , 心臓作用薬の基礎研究 , 心臓

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