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J-GLOBAL ID：201902227919963716   整理番号：19A1802882

ホスフィンとヒドロシランの非金属触媒ヘテロデヒドロカップリング P-Si結合のB(C_6F_5)_3媒介生成の機構研究【JST・京大機械翻訳】

Non-Metal-Catalyzed Heterodehydrocoupling of Phosphines and Hydrosilanes: Mechanistic Studies of B(C₆F₅)₃-Mediated Formation of P-Si Bonds

著者 (5件)： Wu Lipeng (School of Chemistry, University of Bristol, United Kingdom) ,  Chitnis Saurabh S. (School of Chemistry, University of Bristol, United Kingdom) ,  Jiao Haijun (Leibniz-Institut fuer Katalyse e. V., Germany) ,  Annibale Vincent T. (School of Chemistry, University of Bristol, United Kingdom) ,  Manners Ian (School of Chemistry, University of Bristol, United Kingdom)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 139  号： 46  ページ： 16780-16790  発行年： 2017年 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 触媒(10mol%,100°C)としてB-(C_6F_5)_3を用いて,合成的に有用なシリルホスフィン(R1R2P-SiR3R~4R~5)を生成するために,一級および二級ホスフィン(R1R2PH,R2=HまたはR1)とヒドロシラン(R3R4R~5H,R4,R~5=HまたはR~3)との非金属触媒ヘテロデヒドロカップリングを達成した。速度論的研究は,反応がヒドロシランとB-(C_6F_5)_3では一次であるが,ホスフィンではゼロ次であることを示した。対照実験,DFT計算およびDOSY NMR研究は,R1R2HP B-(C_6F_5)_3付加物が最初に形成され,部分解離を受けて「遭遇錯体」を形成することを示唆した。後者はシラン基板のフラストレートLewis対型Si-H結合活性化を仲介する。また,B-(C_6F_5)_3は,第一ホスフィンのホモデヒドロカップリングを触媒し,環状ホスフィン環を形成し,P-P結合の非金属触媒ヒドロシリル化の最初の例は,シリルホスフィン(R1R2P-SiR3R~4R~5)を生成することを見出した。さらに,ヒドロシランによる第二ホスフィンを含む反応へのPhCNの導入は,ヘテロ脱水素カップリング反応を非常に温和な条件(1.0mol%B-(C_6F_5)_3)下で25°Cで効率的に進行させた。DFT計算と同様に,機構研究は,PhCNがH_2受容体として単に機能するよりもむしろ脱水素カップリング反応の促進において重要な機構的役割を果たすことを明らかにした。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *シラン ,  錯体 ,  *触媒 ,  カップリング反応 ,  速度論 ,  付加物 ,  密度汎関数法 ,  *ホスフィン ,  ヒドロシリル化 ,  脱水素 ,  NMR【磁気共鳴】 ,  受容体 ,  *金属触媒
準シソーラス用語： 環状 ,  *ヒドロシラン , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 付加反応,脱離反応  (CF02030M) ,  有機りん化合物  (CF08040N)

タイトルに関連する用語 (5件)： ホスフィン ,  ヒドロシラン ,  金属触媒 ,  Si ,  研究