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J-GLOBAL ID：201902228185145632   整理番号：19A1035326

3次元ドローンメッシュネットワークと編隊飛行構成の提案

Proposal of 3-dimensional drone mesh networks and formation flight configuration

著者 (6件)： 平栗健史 (日本工大) ,  木村共孝 (同志社大) ,  西森健太郎 (新潟大) ,  松田崇弘 (首都大学東京) ,  金子めぐみ (国立情報学研) ,  中尾彰宏 (東大)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 118  号： 421(SR2018 97-120)(Web)  ページ： 103-109 (WEB ONLY)  発行年： 2019年01月17日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,ドローンを用いた,研究開発は国内外で精力的に進められ,物流や災害対応,空撮,農業利用等の様々な分野で利用が進み「空の産業革命」として期待されている.本論文は,小型自律無人航空機(ドローン)を用いた3次元無線メッシュネットワークを実現するための伝送方式および編隊飛行手法を提案する.ドローンを用いた中継通信やメッシュネットワークは,柔軟な編隊飛行の構成により,3次元ネットワークを実現する.この技術は,広範囲の情報伝達だけでなく,建造物や地形に応じたこれまでにない新しいネットワークサービスを提供することが可能となる.本研究の提案方式は,指向性ビームにより不要な電波広がりの干渉を抑え,ビームの多重形成により帯域利用効率を向上する.また最適なビーム角度を選択することにより,通信に最適な編隊飛行の基本構成は確立する。本提案方式は,ドローンによるメッシュネットワークを実現するための一手法であり,すべてのネットワーク条件や用途に実用化できるとは限らない.しかし,本研究成果は,これまでにないドローンメッシュネットワークの伝送方式と,通信に適した編隊飛行の研究分野において,貴重なリファレンスとなることを期待する.(著者抄録)

シソーラス用語： 無人機 ,  三次元 ,  *メッシュ網 ,  通信方式 ,  *通信中継 ,  指向性 ,  ビーム ,  抑制 ,  多重化 ,  *運転
準シソーラス用語： MIMO伝送 ,  無線中継 ,  干渉抑圧 ,  *編隊飛行

分類 (2件)： マイクロ波・ミリ波通信  (ND08020W) ,  航空機  (QK06000K)

引用文献 (10件)：

• KDDIニュースリリース: http://news.kddi.com/kddi/corporate/newsrelease/2018/06/14/3202.html
• NICTプレスリリース https://www.nict.go.jp/press/2017/03/22-1.html
• Green Communications: https://www.green-communications.fr/
• M. Mezzavilla, M. Polese, A. Zanella, A. Dhananjay, S. Rangan, C. Kessler, T. S.Rappaport, M.Zorzi,” Public Safety Communications above 6 GHz: Challenges and Opportunities,” IEEE Access, Vo.6,pp.316-329, Nov. 2017.
• Takefumi Hiraguri, Kentaro Nishimori, “[Invited Paper] Survey of Transmission Methods and Efficiency Using MIMO Technologies for Wireless LAN Systems,” IEICE Trans. on Communications, Vol.E98-B, No.7, pp.1250-1267, July 2015.

タイトルに関連する用語 (3件)： 3次元 ,  編隊飛行 ,  提案