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J-GLOBAL ID：201902228209996006   整理番号：19A1575140

パーキンソン病のThy1-Asynマウスモデルにおけるカルノシン介入の評価【JST・京大機械翻訳】

Evaluation of Carnosine Intervention in the Thy1-aSyn Mouse Model of Parkinson’s Disease

著者 (3件)： Bermudez Mei-Ling (Department of Environmental Health, University of Cincinnati, ML 670056, Cincinnati, OH 45267-0056, USA) ,  Seroogy Kim B. (Department of Neurology, University of Cincinnati, Medical Sciences Building, ML 0536, Cincinnati, OH 45267-0536, USA) ,  Genter Mary Beth (Department of Environmental Health, University of Cincinnati, ML 670056, Cincinnati, OH 45267-0056, USA)
資料名： Neuroscience  (Neuroscience)
巻： 411  ページ： 270-278  発行年： 2019年 
JST資料番号： T0919A  ISSN： 0306-4522  CODEN： NRSCDN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Parkinson病(PD)は,多面的相互作用機構を伴う主要な神経変性疾患である。PDのThy1-aSynマウスモデルは,感覚運動および嗅覚機能不全および蛋白質凝集を含むPD患者の多くの特徴を示す。ここでは,抗凝集および金属キレート化特性を有するジペプチドカルノシンが,Thy1-aSynマウスで観察される運動および嗅覚欠損に対し有益な効果を与える仮説を検討した。鼻腔内(2mg/日)または経口(飲料水中の10mM)カルノシン,Thy1-aSynマウスおよび野生型BDF1マウスのいずれかによる2か月の毎日の治療を,感覚運動(挑戦的なビーム横断試験および自発的活動)および嗅覚(埋め込まれたペレット試験)機能に対して評価した。加えて,嗅覚上皮を,α-シヌクレイン(aSyn)およびカルノシン輸送体Pept2の発現に対し免疫組織化学的に評価した。嗅覚機能は,どちらの投与経路によるカルノシン処理によっても影響を受けなかった。対照的に,鼻腔内カルノシンは,Thy1-aSynマウスにおける挑戦的なビーム試験で見られる歩行機能の正常な低下を防止した。さらに,カルノシン処理Thy1-aSynマウスは,賦形剤処理Thy1-aSynマウスと比較して嗅覚上皮におけるaSyn免疫染色の減少を示し,カルノシン輸送体Pept2は嗅覚上皮の先端表面に免疫局在化された。これらの知見は,鼻腔内カルノシンがPDにおける運動障害とaSyn沈着の進行の遅延に有望であることを示している。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： ヒト ,  野生型 ,  機能障害 ,  運動障害 ,  免疫染色 ,  ジペプチド ,  嗅覚 ,  *マウス ,  免疫組織化学 ,  *Parkinson病 ,  沈着 ,  凝集 ,  アミノ酸 ,  脂肪族アミン ,  窒素複素環化合物 ,  脂肪族カルボン酸
準シソーラス用語： α-シヌクレイン ,  鼻腔内 ,  神経変性疾患 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： アルファ-シヌクレイン ,  カルノシン ,  挑戦するビーム試験 ,  嗅覚機能 ,  パーキンソン病 ,  Thy1-Asynマウス

分類 (2件)： 神経の基礎医学  (GN01020W) ,  中枢神経系  (EJ12030F)

物質索引 (1件)： カルノシン

タイトルに関連する用語 (4件)： パーキンソン病 ,  マウスモデル ,  カルノシン ,  評価