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J-GLOBAL ID：201902228213235052   整理番号：19A1983367

リグノセルロース由来プラットフォーム化学品による液体アルカンの調製に関する研究【JST・京大機械翻訳】

Advances in the catalytic conversion of lignocellulosic derived platform chemicals into liquid alkanes

著者 (6件)： Shi Ning (貴州理工学院化学工程学院,貴州貴陽,550003) ,  Tang Wenyong (貴州理工学院信息工程学院,貴州貴陽,550003) ,  Tang Shiyun (貴州理工学院化学工程学院,貴州貴陽,550003) ,  Ge Wujie (貴州理工学院化学工程学院,貴州貴陽,550003) ,  Liu Yunhua (貴州理工学院化学工程学院,貴州貴陽,550003) ,  Huang Lunchang (貴州理工学院化学工程学院,貴州貴陽,550003)
資料名： Huagong Jinzhan  (Huagong Jinzhan)
巻： 38  号： 7  ページ： 3097-3110  発行年： 2019年 
JST資料番号： C2014A  ISSN： 1000-6613  CODEN： HUJIEK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 液体アルカンC5+はガソリン、ディーゼル、航空燃料などの現在の社会の輸送燃料の主要成分である。本論文では、リグノセルロース由来プラットフォーム化学品を用いて液体燃料を調製する研究の進展について概説し、バイオマス由来プラットフォーム化学品が炭素鎖延長により長鎖酸素含有化合物を獲得し、その後、水素化脱酸素(HDO)を経てC7+液体アルカンを得る技術の研究進展について重点的に総括した。リグノセルロース由来プラットフォーム化学品はソルビトール、フルフラール、5-ヒドロキシメチルフルフラール(HMF)、シクロペンタノン、メチルフラン、フェノール類、アセトン、ブタノール、エタノール、レブリン酸、γ-バレロラクトンなどを含む。その中、フルフラール、5-ヒドロキシメチルフルフラールとシクロペンタノンは塩基性触媒作用下で他のカルボニル化合物とのアルドール縮合反応を行い、炭素鎖の成長を実現できた。メチルフラン,ベンゼン類及びフェノール誘導体は強酸触媒作用下でアルキル化/ヒドロキシル化反応により炭素鎖の成長を実現できた。アセトンはエタノールとブタノールとのα-アルキル化反応を通して炭素鎖の成長を実現できた。レブリン酸は,吉草酸,ブテン,または,ラクトンに変換され,それぞれ,ケトン化反応,オレフィンオリゴマ化反応,および付加反応により,炭素鎖が成長した。バイオマス誘導体化学品による長鎖アルカンの調製経路において、5-ヒドロキシメチルフルフラールとメチルフランから長鎖アルカンを製造する技術ルートには、経路が長い、原料が入手しにくいという問題がある。シクロペンテノンとフェノール系物質を用いて、高密度長鎖環状アルカンが得られ、競争力のあるルートである。フルフラールとレブリン酸はバイオマスから大規模に調製され,フルフラールとレブリン酸による長鎖アルカンの調製は短く,工業的応用が容易である。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： ラクトン ,  アルケン ,  バイオマス ,  アルキル化 ,  長鎖 ,  *アルカン ,  フェノール類 ,  *リグノセルロース ,  脂肪族ケトン ,  脂肪族カルボン酸 ,  ケト酸 ,  脂肪族アルコール ,  脂環式ケトン ,  アルデヒド ,  酸素複素環化合物
準シソーラス用語： *化学品 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y)

物質索引 (6件)： フェノール ,  レブリン酸 ,  エタノール ,  アセトン ,  シクロペンタノン ,  フルフラール

タイトルに関連する用語 (6件)： リグノセルロース ,  プラットフォーム ,  化学品 ,  アルカン ,  調製 ,  研究