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J-GLOBAL ID:201902228430850762   整理番号:19A0020032

RAMP3欠損は閉経後肥満と代謝障害を増強する【JST・京大機械翻訳】

RAMP3 deficiency enhances postmenopausal obesity and metabolic disorders
著者 (19件):
資料名:
巻: 110  ページ: 10-18  発行年: 2018年 
JST資料番号: W0486A  ISSN: 0196-9781  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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閉経後の女性において,内臓脂肪症とインスリン抵抗性の発生率に著しい増加がある。アドレノメデュリン(AM)は血管拡張薬として最初に同定された内因性ペプチドであるが,種々の生理学的効果を発揮することが知られている。RAMP3は,AM受容体(カルシトニン受容体様受容体)に結合する受容体活性修飾蛋白質である。AMとRAMP3の両方の発現はエストロゲンにより報告されているので,RAMP3は閉経後肥満の病態生理に決定的に関与していると仮定した。この考えを試験するために,著者らは,RAMP3ノックアウト(RAMP3-/-)と野生型マウスの間の10週間(閉経後肥満のモデル)に対する卵巣切除(OVX)と高脂肪食の効果を比較した。RAMP3-/-OVXマウスは,野生型OVXマウスと比較して,より大きな肥満と脂肪組織体重増加を示した。また,RAMP3-/-OVXマウスは,より高い血清インシュリンレベルを示した。RAMP3-/-OVXマウスからの子宮周囲WATにおいて,脂肪分解関連因子の発現は低く,炎症関連因子の発現は野生型OVXマウスより高かった。肝脂肪症もRAMP3-/-OVXで悪化した。特に,膜型エストロゲン受容体GPR30の発現は,RAMP3-/-OVXマウスからの子宮周囲WATでダウンレギュレートされた。これらの知見は,GPR30-RAMP3相互作用が閉経後肥満の病態生理に関与し,RAMP3がエネルギー代謝の調節において重要な役割を果たし,閉経後肥満のこのモデルにおいて肝保護効果を発揮する可能性を示唆する。したがって,RAMP3は閉経後肥満および代謝障害の治療のための有用な治療標的である可能性がある。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
代謝異常・栄養性疾患一般  ,  生理活性ペプチド  ,  その他の脊椎動物ホルモン 

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