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J-GLOBAL ID：201902228479042919   整理番号：19A0445711

温度補償概日振動における非正弦波波形【JST・京大機械翻訳】

Non-sinusoidal Waveform in Temperature-Compensated Circadian Oscillations

著者 (3件)： Gibo Shingo (Interdisciplinary Theoretical and Mathematical Sciences Program, RIKEN, Wako, Japan) ,  Kurosawa Gen (Interdisciplinary Theoretical and Mathematical Sciences Program, RIKEN, Wako, Japan) ,  Kurosawa Gen (Theoretical Biology Laboratory, RIKEN, Wako, Japan)
資料名： Biophysical Journal  (Biophysical Journal)
巻： 116  号： 4  ページ： 741-751  発行年： 2019年 
JST資料番号： B0298A  ISSN： 0006-3495  CODEN： BIOJAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 生物学的リズムの時系列は様々な形状である。ここでは,新しく開発された遺伝子-蛋白質動力学における概日リズムの波形を,正弦波波形からの歪の程度を定量化するために新しく開発された知識,指標を用いて調べた。一般的に,ほとんどの生化学反応は温度上昇と共に加速するが,概日リズムの周期は温度変化により比較的安定であり,「温度補償」として知られる現象である。広範な研究にもかかわらず,これの基礎となる機構は不明のままである。この機構を理解するために,ショウジョウバエDrosophilaと哺乳類における概日リズムに対する転写-翻訳振動子モデルを用いた。反応速度が温度と共に増加すると仮定すると,数学的解析は温度補償がより高い温度でより非正弦的な波形を必要とすることを明らかにした。次に,シアノバクテリア概日リズムの翻訳後振動子(PTO)モデルを分析した。PTOの構造は転写-並進発振器の構造と異なるので,温度補償の条件は異なると期待される。予想外に,計算解析は,PTOモデルにおける温度補償が,より高い温度でより多くの非正弦波波形を必要とすることを再び示した。この知見は,いくつかの反応速度が温度によって変化しないというより温和な仮定によっても,両方のモデルに対して保持された。それは実験的証拠と一致する。まとめると,著者らの理論的解析は,概日遺伝子活性および/または蛋白質リン酸化リズムの波形が,ネットワーク構造に違いがある場合でも,より高い温度でより非正弦的であることを予測する。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 生化学 ,  並進 ,  振動子 ,  遺伝子 ,  ショウジョウバエ ,  発振器 ,  *正弦波 ,  昇温 ,  日周期 ,  藍藻類 ,  *温度補償 ,  ネットワーク構造 ,  反応速度
準シソーラス用語： リズム ,  *非正弦波 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (3件)： 細胞生理一般  (EF02010S) ,  動物生理一般  (EJ02010E) ,  遺伝子発現  (EC02040Q)

タイトルに関連する用語 (3件)： 温度補償 ,  非正弦波 ,  波形