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J-GLOBAL ID:201902228520512180   整理番号:19A2242183

IL-36βはmTORC1活性化によりCD8+T細胞活性化と抗腫瘍免疫応答を促進する【JST・京大機械翻訳】

IL-36β Promotes CD8+ T Cell Activation and Antitumor Immune Responses by Activating mTORC1
著者 (31件):
資料名:
巻: 10  ページ: 1803  発行年: 2019年 
JST資料番号: U7074A  ISSN: 1664-3224  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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サイトカイン増幅機能性CD8+T細胞は,腫瘍の効果的な根絶を確実にする。インターロイキン36α(IL-36α),IL-36β,およびIL-36γは,IL-36受容体(IL-36R)とIL-1RAcPから成る同じ受容体複合体を共有する。最近,IL-36γがCD8+T細胞活性化を大きく促進し,抗腫瘍免疫応答に寄与することを明らかにした。しかしながら,IL-36仲介CD8+T細胞活性化の基礎となる機構は,理解されている。本研究において,IL-36βがIL-36γとしてCD8+T細胞に同じ効果を有し,IL-36βがCD8+T細胞のラパマイシン複合体1(mTORC1)の哺乳類標的を有意に活性化することを明らかにした。mTORC1がラパマイシンにより阻害されると,IL-36β刺激CD8+T細胞活性化と拡大は劇的にダウンレギュレートされた。更に,IL-36β仲介mTORC1活性化はホスファチジルイノシトール3キナーゼ(PI3K)/Akt,IκBキナーゼ(IKK)及び骨髄分化因子88(MyD88)の経路に依存することを明らかにした。阻害剤によるPI3KまたはIKKの阻害またはMyD88の欠損は,それぞれmTORC1シグナルを抑制し,CD8+T細胞活性化の停止を引き起こした。さらに,IL-36βはin vivoでCD8+腫瘍浸潤リンパ球(TILs)のmTORC1活性化と抗腫瘍機能を有意に促進し,腫瘍増殖の阻害と担癌マウスの生存の延長をもたらすことを検証した。まとめると,IL-36βはPI3K/Akt,IKK及びMyD88経路に依存するmTORC1の活性化を介してCD8+T細胞活性化を促進し,抗腫瘍免疫応答の増強をもたらし,IL-36βを腫瘍免疫療法に適用するための基礎を与えることを実証した。Copyright 2019 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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