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J-GLOBAL ID：201902228524201400   整理番号：19A0178791

可動性架橋を有するスライドリングゲルの異常な破壊挙動【JST・京大機械翻訳】

Unusual Fracture Behavior of Slide-Ring Gels with Movable Cross-Links

著者 (6件)： Liu Chang (Graduate School of Frontier Sciences, The University of Tokyo, Chiba, Japan) ,  Kadono Hirokazu (Graduate School of Frontier Sciences, The University of Tokyo, Chiba, Japan) ,  Mayumi Koichi (Graduate School of Frontier Sciences, The University of Tokyo, Chiba, Japan) ,  Kato Kazuaki (Graduate School of Frontier Sciences, The University of Tokyo, Chiba, Japan) ,  Yokoyama Hideaki (Graduate School of Frontier Sciences, The University of Tokyo, Chiba, Japan) ,  Ito Kohzo (Graduate School of Frontier Sciences, The University of Tokyo, Chiba, Japan)
資料名： ACS Macro Letters  (ACS Macro Letters)
巻： 6  号： 12  ページ： 1409-1413  発行年： 2017年 
JST資料番号： W5042A  ISSN： 2161-1653  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,可動性架橋が高分子鎖上にスライドできるスライドリングゲル(SRゲル)の準静的破壊挙動を初めて研究し,固定架橋(FCゲル)を有する従来の高分子ゲルのそれと比較した。通常のFCゲルでは,靭性(破壊エネルギー[数式:原文を参照])と剛性(Young率E)の間にトレードオフ関係がある:架橋密度の増加とともに,Young率Eは増加するが,破壊エネルギー[数式:原文を参照]は減少する。しかし,SRゲルはこのトレードオフ関係に矛盾する異常な破壊挙動を示す。SRゲルの破壊エネルギーはYoung率,すなわち架橋密度に依存しない。さらに,それは高分子鎖上の可動性架橋の滑りやすい範囲の増加と共に上昇した。高分子鎖と架橋間の相対滑り運動に対するSRゲルの異常な破壊特性を帰属することにより,新しい分子モデルを提案した。この概念を利用することにより,高剛性と高靭性を同時に実現することができる。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 分子モデル ,  架橋度 ,  剛性 ,  高分子鎖 ,  Young率 ,  破壊エネルギー ,  靱性 ,  *ゲル
準シソーラス用語： 強靱性 ,  高剛性 ,  破壊特性 ,  ポリマゲル ,  *破壊挙動 ,  *環動ゲル ,  *可動性 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 高分子固体の構造と形態学  (CG02022M) ,  高分子の立体構造  (CG02031G)

タイトルに関連する用語 (4件)： 可動性 ,  架橋 ,  スライドリングゲル ,  破壊挙動