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J-GLOBAL ID：201902228594731573   整理番号：19A0843794

高次加工を目指した加工技術開発に関する研究 1)通電加熱技術等による省エネ・省力化型加工製造技術開発及び実証研究

著者 (2件)： 上田智広 (岩手県水産技セ) ,  藤嶋敦 (岩手県水産技セ)
資料名： 岩手県水産技術センター年報(Web)  (岩手県水産技術センター試験研究結果(Web))
巻： 2017  ページ： 110-113 (WEB ONLY)  発行年： 2017年 
JST資料番号： U1005A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・精密な温度制御が可能な通電加熱装置を用いて冷凍ウニやイクラ等の生食用加工品製造を検討。
・1)冷凍ウニ製造技術の開発:加熱工程で食塩水を低い温度から設定温度に昇温させず,予め設定温度に昇温してウニを投入するほか,エアブラスト凍結をブライン凍結に変更した結果,解凍時の身割れが改良。
・冷凍生ウニ製品(市販製品)と通電加熱処理冷凍ウニ製品(通電加熱試作品)を比較の結果,市販製品に比べ通電加熱試作品は水分が約3%多,一般生菌数は通電加熱処理によって検査法の検出限界以下となり,市販製品に比べて貯蔵性が向上。
・2)イクラ製造技術の開発:前年度に通電処理した卵は塩分の浸透が速いことが確認されたため,再検討の結果適度な塩分量となるように塩漬時間の短縮化が必要なことを確認。
・連続式通電加熱システムの開発:食品移送用ポンプにピストンポンプを用いたところ,温度制御が可能となり,生産能力160~400kg/h程度が可能化。

シソーラス用語： *水産加工 ,  技術開発 ,  抵抗加熱 ,  省エネルギー ,  省力化 ,  ウニ ,  食用魚卵 ,  凍結装置 ,  ピストンポンプ ,  *水産食品
準シソーラス用語： いくら ,  ブライン凍結装置 ,  実証的研究 ,  生食 ,  通電加熱 ,  連続生産

分類 (2件)： 動物性水産食品  (FJ13020C) ,  食品の加熱  (FJ03030I)

タイトルに関連する用語 (7件)： 開発 ,  研究 ,  通電加熱 ,  省エネ ,  省力化 ,  製造技術 ,  実証