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J-GLOBAL ID:201902228753173884   整理番号:19A1656859

増殖性糖尿病網膜症における酸化ストレス応答性アポトーシス誘導蛋白質(ORAIP)の硝子体濃度の上昇【JST・京大機械翻訳】

Elevation of the vitreous body concentrations of oxidative stress-responsive apoptosis-inducing protein (ORAIP) in proliferative diabetic retinopathy
著者 (5件):
資料名:
巻: 257  号:ページ: 1519-1525  発行年: 2019年 
JST資料番号: W4398A  ISSN: 0721-832X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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酸化ストレスは糖尿病性網膜症(DR)を含む種々の疾患の病因に関与している。酸化ストレス応答性アポトーシス誘導蛋白質(ORAIP;真核生物翻訳開始因子5A[eIF5A]のチロシン硫酸化分泌型)は,酸化ストレスに応答して細胞から分泌され,自己分泌様式でアポトーシスを誘導する最近発見されたプロアポトーシスリガンドである。本研究は,ORAIPがDRにおいて役割を果たすかどうかを決定することを目的とした。DRにおけるORAIPの役割を調べるため,硝子体におけるORAIPのレベルと増殖糖尿病網膜症(PDR)の程度との関係を分析した。酵素結合免疫吸着検定法を用いて,PDR患者28名および非PDR患者11名(NPDR)からの40眼の硝子体におけるORAIP,血管内皮成長因子(VEGF),C-Cモチーフケモカインリガンド2(CCL2),インターロイキン6(IL-6)およびIL-8のレベルを定量した。免疫蛍光染色により硝子体試料からの不溶性増殖組織におけるORAIPの発現も解析した。ORAIPの硝子体濃度は,PDR群(52.26±8.68[平均±SE]ng/mL,n=29)で,NPDR群(28.21±7.30ng/mL,n=11)より有意に高かった(P=0.0433)。しかし,ORAIPの濃度とVEGF,IL-6,CCL2,またはIL-8の濃度の間に有意な相関はなかった。ORAIP発現はPDR群のほとんどの患者の硝子体試料の不溶性増殖組織で観察されたが,NPDR群の患者ではほとんどORAIPの発現は観察されなかった。著者らの知見は,ORAIPが酸化ストレス誘発網膜損傷において役割を果たし,酸化ストレス誘発細胞毒性のための高感度診断マーカーおよび有望な治療標的である可能性を強く示唆する。Copyright 2019 Springer-Verlag GmbH Germany, part of Springer Nature Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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眼の診断  ,  眼の疾患 

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