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J-GLOBAL ID：201902228784893593   整理番号：19A2307153

近赤外蛍光イメージングにより評価したマウスに局所的に埋め込まれたカーボンナノチューブの運命:組織再生との関連【JST・京大機械翻訳】

Fate of Carbon Nanotubes Locally Implanted in Mice Evaluated by Near-Infrared Fluorescence Imaging: Implications for Tissue Regeneration

著者 (8件)： Hirata Eri (Oral Functional Prosthodontics, Division of Oral Functional Science, Faculty of Dental Medicine, Hokkaido University, Japan) ,  Yudasaka Masako (Nanomaterials Research Institute (NMRI), National Institute of Advanced Industrial Science and Technology (AIST), Tsukuba Central, Japan) ,  Ushijima Natsumi (Support Section for Education and Research, Faculty of Dental Medicine, Hokkaido University, Japan) ,  Sakaguchi Norihito (Center for Advanced Research of Energy and Materials, Faculty of Engineering, Hokkaido University, Japan) ,  Maeda Yukari (Oral Functional Prosthodontics, Division of Oral Functional Science, Faculty of Dental Medicine, Hokkaido University, Japan) ,  Tanaka Takeshi (Nanomaterials Research Institute (NMRI), National Institute of Advanced Industrial Science and Technology (AIST), Tsukuba Central, Japan) ,  Kataura Hiromichi (Nanomaterials Research Institute (NMRI), National Institute of Advanced Industrial Science and Technology (AIST), Tsukuba Central, Japan) ,  Yokoyama Atsuro (Oral Functional Prosthodontics, Division of Oral Functional Science, Faculty of Dental Medicine, Hokkaido University, Japan)
資料名： ACS Applied Nano Materials  (ACS Applied Nano Materials)
巻： 2  号： 3  ページ： 1382-1390  発行年： 2019年 
JST資料番号： W5033A  ISSN： 2574-0970  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 炭素ナノ材料(CNMs)は,主に工学において,様々な機能材料および製品,ならびに基礎研究において使用されている。それらの高い生体適合性のため,生体応用におけるCNMsの使用は広く予想されている。多くの研究者が静脈内投与されたCNMsの動力学と毒性を調べているが,局所的に移植されたCNMsのin vivo動態に関する研究はほとんど報告されていない。本研究では,単層カーボンナノチューブ(SWCNTs)をマウスの骨膜と頭頂骨の間に移植した。近赤外(NIR)蛍光イメージング(励起波長,730nm;発光波長,>1000nm)により,注入SWCNTのin vivo動力学を観測した。その理由は,体がNIR領域で光に非常に透明であり,この領域の自己蛍光が低く,バイオイメージングに適したNIR蛍光を作ることである。SWCNTsは皮下組織と髄質空洞で見られた。蛍光は頭蓋領域で観察され,その強度は24時間以上徐々に減少した。蛍光は,全身イメージング実験において,肝臓,脾臓および肺を含む他の器官では観察されなかった。56日後に,蛍光は弱くなったが,頭蓋領域ではまだ明確に観察された。時間による蛍光の弱化は,おそらくSWCNTが組織中に束状または吸着した蛍光消光材料になるためであろう。これらの知見は,局所的に埋め込まれたSWCNTsが着床部位に留まり,他の器官において検出可能な量で蓄積しないことを示唆する。著者らは,局所注入後のSWCNTsの生体内分布に対するこの概念実証が,生体材料としてのCNMsの応用に関する将来の研究を促進することを期待している。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *近赤外線 ,  *カーボンナノチューブ ,  生体適合性 ,  単層カーボンナノチューブ ,  毒性 ,  生体内分布 ,  *蛍光 ,  静脈内投与 ,  脾臓 ,  皮下組織 ,  着床
準シソーラス用語： 生体材料 ,  器官 ,  バイオイメージング ,  *蛍光イメージング , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： カーボンナノチューブ ,  近赤外蛍光イメージング ,  生体分布 ,  局所移植 ,  生体材料 ,  透過型電子顕微鏡観察

分類 (2件)： 強化プラスチックの成形  (YH04060J) ,  炭素とその化合物  (YB02060D)

タイトルに関連する用語 (5件)： 近赤外蛍光イメージング ,  評価 ,  マウス ,  カーボンナノチューブ ,  組織再生