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J-GLOBAL ID:201902228864785227   整理番号:19A0962761

プロスタグランジンD2は気管支平滑筋におけるサイトゾルCa2+レベルに影響することなく収縮のCa2+感作を誘導する【JST・京大機械翻訳】

Prostaglandin D2 Induces Ca2+ Sensitization of Contraction without Affecting Cytosolic Ca2+ Level in Bronchial Smooth Muscle
著者 (9件):
資料名:
巻: 19  号: 10  ページ: 3036  発行年: 2018年 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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プロスタグランジンD2(PGD2)は気管支喘息を含むアレルギー性気道炎症の重要な脂質メディエーターの1つである。しかしながら,喘息の病因におけるPGD_2の役割は完全には理解されていない。本研究において,気道の平滑筋収縮性に及ぼすPGD_2の影響を,気道過敏性(AHR)の発生におけるその役割を解明するために測定した。ナイーブマウスの分離気管支平滑筋(BSMs)において,PGD_2(109105M)の適用はベースライン張力に影響を及ぼさなかった。しかしながら,組織を30mM K+(106Mアトロピン存在下)で部分的に前収縮させると,PGD2は高K+脱分極により誘導される収縮を著しく増強した。PGD2により誘発された収縮の増強は,106Mのラロパイプ(選択的DP1アンタゴニスト)と107M Y-27632(Rhoキナーゼ阻害剤)の両方により有意に阻害され,RhoキナーゼのDP1受容体仲介活性化がPGD2誘導BSM過剰反応性に関与することを示した。実際に,GTP-RhoAプルダウン分析は,PGD_2処理マウスBSMsにおけるRhoAの活性型の増加を明らかにした。一方,高K+脱分極培養ヒトBSM細胞において,PGD2はサイトゾルCa2+濃度のさらなる増加を引き起こさなかった。これらの知見は,PGD2がBSM収縮のRhoA/Rhoキナーゼ仲介Ca2+感作を引き起こし,その収縮性を増強することを示唆する。気道におけるPGD_2レベルの増加は喘息におけるAHRの原因である可能性がある。Copyright 2019 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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細胞生理一般  ,  生薬の薬理の基礎研究  ,  免疫性疾患・アレルギー性疾患一般  ,  神経の基礎医学 
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