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J-GLOBAL ID:201902228865670054   整理番号:19A0859638

こう筋由来ネプリリシンの海馬への逆行性輸送【JST・京大機械翻訳】

Retrograde transport of masseter muscle-derived neprilysin to hippocampus
著者 (9件):
資料名:
巻: 698  ページ: 180-185  発行年: 2019年 
JST資料番号: W0118A  ISSN: 0304-3940  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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アルツハイマー病(AD)関連アミロイドβ(Aβ)のクリアランスに及ぼすネプリリシン(NEP)の影響はCD10とも呼ばれているが,NEPは脳では作られておらず,脳へのNEPの輸送機構は研究されていない。著者らの仮説は,筋肉が神経筋シグナルに応答してエキソソームにおいてNEPをパッケージし,逆行性軸索輸送を介して脳にそれを送るということである。こう筋(MM)と三叉神経(TGN)は,脳へのそれらの近接性により,この機構の良い候補である。本研究の目的は,in vitroおよびin vivoにおける筋肉収縮モデルにおいて,TGNを介してMMからのNEP蛋白質および海馬(HPC)を追跡することであった。マウス組織溶解物におけるNEP発現をRT-PCRとウェスタンブロット法によって分析した。4週齢のマウスを潅流し,血液NEP汚染を除去した。MMは実質的なレベルのNEP蛋白質とmRNAを発現した。一方,mRNAの非存在下では,TGNにおいて著しく高いレベルのNEP蛋白質が測定された。対応するmRNAのないNEP蛋白質もHPCで検出された。これらの結果は,MM由来NEPがTGNによって取り込まれたことを示唆しており,それにより中枢神経系へのNEPアクセスが可能になり,HPC内にあることが示唆された。MMを新たに安楽死させたマウスで電気刺激により収縮させると,NEP蛋白質は刺激時間依存的にMMで減少したが,TGNとHPCでは連続的に増加した。さらに,NIR標識エキソソームは同じ経路に沿って追跡した。最後に,カルバコールはC2C12由来筋管細胞においてエキソソームNEPの分泌を誘導した。これらの結果は,MM由来NEPがTGNに沿って輸送され,電気的またはコリン作動性刺激後にHPCに到達するという仮説を支持する。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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中枢神経系 
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