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J-GLOBAL ID:201902228924434134   整理番号:19A0814034

トランスクリプトームモニタリングは圃場条件下のイネにおける成長段階依存性栄養素状態動態を可視化する【JST・京大機械翻訳】

Transcriptome monitoring visualizes growth stage-dependent nutrient status dynamics in rice under field conditions
著者 (2件):
資料名:
巻: 97  号:ページ: 1048-1060  発行年: 2019年 
JST資料番号: A1374A  ISSN: 0960-7412  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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作物植物は内部および外部環境の両方に応答して成長過程を通して形態生理学的変化を受け,最終的に収量を決定する。形態生理学的変化のシステムレベル調整は,特に野外条件において,ほとんど不明のままである。ここでは,成長の全期間を通してイネ(Oryza sativa)の葉トランスクリプトームプロファイルに基づいて,分げつ発生と土壌条件に関連する栄養状態の変化を明らかにした。遺伝子共発現ネットワーク分析を行い,内部窒素とリン状態をモニターするための指標として3つの遺伝子セットを同定した。発現プロファイリングにより,リン飢餓応答は分げつ期に発現し,その後窒素欠乏への移行により切り替わることを明らかにした。リン状態動態と一致して,葉におけるリン酸塩のレベルは分げつ期の間に低く,その後劇的に増加することを示した。リン動力学は,リンホメオスタシスの欠陥を持つ突然変異体を分析することにより,遺伝的に検証される。特に,窒素制限はリン飢餓応答を直接抑制することを示した。最後に,リン飢餓応答は,リン飢餓に関連する可視表現型なしで,高リン酸塩保持能力を持つ土壌で活性化されることを示した。著者らの結果は,リンを必要とする成長段階と土壌条件依存反応を明らかにし,それは分げつを開発するために必要なリン取込を促進するために発現し,窒素状態によって直接調整される。圃場条件下での栄養状態動態を解明するための分子フレームワークは,作物生産性の改善への洞察を提供するであろう。Copyright 2019 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
発生,成長,分化  ,  植物の生化学 

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