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J-GLOBAL ID:201902229379560397   整理番号:19A0658693

MgAgSb熱電化合物の結晶構造の形成:多形と原子無秩序【JST・京大機械翻訳】

Elaborating the Crystal Structures of MgAgSb Thermoelectric Compound: Polymorphs and Atomic Disorders
著者 (8件):
資料名:
巻: 29  号: 15  ページ: 6378-6388  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0893A  ISSN: 0897-4756  CODEN: CMATEX  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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結晶構造への洞察を得ることは,熱電輸送機構を理解し,熱電特性を予測するために不可欠である。熱電機構の研究における主な挑戦は,しばしば結晶構造の不正確または間違ったモデルである。本研究では,多温度高分解能シンクロトロン放射粉末X線回折(SR-PXRD)により,MgAgSb熱電材料で観察された構造変化を調べた。Rietveld精密化により,4a位置でのAg1原子の大きな原子変位パラメータ(ADPs)を明らかにし,α-MgAgSbで観測された低い熱伝導率に寄与する可能性のある原子無秩序を示した。異方性構造パラメータの温度依存性は,温度上昇に伴うα-MgAgSbの構造対称性の増加傾向を示し,熱電特性の温度発展に大きく寄与した。2つのMgAgSb多形(β-MgAgSbおよびγ-MgAgSb)が700Kで共存し,γ-MgAgSb結晶相のみが高温(800~1000K)で見出された。γ-MgAgSb相の含有量は液体不純物の増加により温度と共に減少し,試料は1000Kにおいてわずか43.8%の結晶であった。800Kにおいて,高分解能粉末データは,タイプI(4b,4c,4aサイト上のMg,Ag,Sb)とタイプII(それぞれ4a,4b,4cサイト上のMg,Ag,Sb)を用いて,半ホイスラー結晶構造モデルに等しく適合した。それにもかかわらず,抽出した因子について行った最大エントロピー法(MEM)解析は,タイプII構造がより物理的に健全なMEM電子密度を与えることを示した。γ-MgAgSbの不規則性はMgとAgの混合サイトと空格子点から成り,カチオン副格子の強い無秩序は低い熱伝導率に寄与する。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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熱電デバイス  ,  その他の無機化合物の電気伝導 
タイトルに関連する用語 (4件):
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