文献
J-GLOBAL ID:201902229411720759   整理番号:19A0183022

ポリ(L-ラクチド)-ニコチン複合体の設計 ニコチンの機構的および速度論的研究と熱放出挙動【JST・京大機械翻訳】

Designing of Poly(l-lactide)-Nicotine Conjugates: Mechanistic and Kinetic Studies and Thermal Release Behavior of Nicotine
著者 (4件):
資料名:
巻:号:ページ: 6131-6142  発行年: 2017年 
JST資料番号: W5044A  ISSN: 2470-1343  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本研究は,無金属ポリ-(L-ラクチド)(PLLA)共役体の合成のための開始剤としてN-複素環官能化分子を用いたL-ラクチド(LLA)の開環重合(ROP)に焦点を当てた。この動機付けにより,PLLA複合体の合成のための開始剤としてN-複素環官能基を有する薬物分子,ニコチンを用いた。マトリックス支援レーザ脱離イオン化飛行時間型質量分析,Fourier変換赤外,およびNMRを用いて行った構造特性化は,副反応がない場合に重合中の反応種を確立した。しかし,重合がベンジルアルコールの存在下でニコチンを用いて開始されると,立体障害がないために副反応が起こった。従って,ここでは,開始剤としてのニコチンの機構に関する詳細な研究を報告し,LLAのROPに対するアニオンに基づく機構を提案する。LLAのニコチン開始ROPについて速度論パラメータに関する研究を行い,重合が単量体及び開始剤濃度の両方に対して4.9kcal/molの低い活性化エネルギーで一次依存性で進行することを見出した。さらに,熱重量測定-Fourier変換赤外分析により行った熱放出研究は,ニコチンがこれらの合成PLLA-ニコチン抱合体からの還元毒素と共に放出されることを見出した。このように,これらのPLLA-ニコチン複合体は,合成タバコの調製のためのタバコ産業における新しい時代を開くことができ,また薬物送達目的のための生物医学的応用においても開くことができる。ここでは,類似のN-複素環機能性を有する他の薬物分子,ニコランジルを用いたいくつかの予備実験も行い,PLLA抱合体の合成の開始剤としてのニコチンの役割を支持した。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
重合触媒,重合開始剤  ,  共重合 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る