抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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・1960年代は高度経済成長期であり,高速道路や住宅団地の建設など大規模な土木工事が進展し,それに伴うのり面の造成面積も大きくなり,機械化によるのり面工法を開始。
・造園学の分野でも生態学を援用した調査研究をしようという動きがみられ,京都東山道路のり面の緑化草植生がどのように変移していくかを調査。
・1959年に京都東山道路のり面に設置された緑化試験区での,1977年と2016年の植生状況を写真によって比較し,植生が変移していく過程を概観。
・1977年時点では,のり面全体に侵入したアカマツが優先し,侵入した広葉樹も部分的に見られることを概説。
・2016年には,のり面全体に侵入・成長した広葉樹が繁茂し,アカマツはマツノザイセンチュウで枯死したのか見られないことを紹介。