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J-GLOBAL ID:201902229595621966   整理番号:19A0494498

Baylisascaris schroederi由来のグリセルアルデヒド-3-ホスファートデヒドロゲナーゼとチオレドキシンレダクターゼの原核生物発現と血清診断能【JST・京大機械翻訳】

Prokaryotic Expression and Serodiagnostic Potential of Glyceraldehyde-3-Phosphate Dehydrogenase and Thioredoxin Peroxidase from Baylisascaris schroederi
著者 (8件):
資料名:
巻:号: 11  ページ: 293  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7194A  ISSN: 2073-4425  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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ジャイアントパンダの回虫寄生虫であるBaylisascaris schroederiは,その宿主の健康に悪影響を及ぼす。この疾患の診断は,現在,主に堆積浮遊とポリメラーゼ連鎖反応(PCR)法に依存し,卵を検出する。しかし,これらの方法のいずれも,初期段階パンダのbas虫症の診断に適しておらず,この疾患の早期診断に関する情報はこれまで利用できない。したがって,有効な血清学的診断法を開発するために,本研究は原核生物発現システムを用いてB.schroederiから組換え型グリセルアルデヒド-3-ホスファートデヒドロゲナーゼ(GAPDH)およびチオレドキシンペルオキシダーゼ(Tpx)蛋白質を生産した。これらの蛋白質の免疫学的特徴と寄生虫におけるそれらの位置を決定した。間接的酵素結合免疫吸着検定法(ELISAs)を確立し,GAPDHとTpxに基づくジャイアントパンダにおけるB.schroederi感染を検出した。GAPDH遺伝子(1083bp)のオープンリーディングフレームは39kDa蛋白質をコードしたが,Tpx(588bp)の予測分子量は21.6kDaであった。ウェスタンブロット法分析により,両組換蛋白質はB.schroederiに感染したpandasの陽性血清で認識できることを明らかにした。免疫組織化学的染色により,B.schroederiの内因性GAPDHは虫に広く分布していたが,Tpxは主に筋肉,卵,腸壁,子宮壁および皮下に局在していることが示された。血清学的試験は,GAPDHベース間接ELISAが95.83%の感度と100%の特異性を有し,一方,抗原としてTpxを用いた試験は75%の感度と91.7%の特異性を有することを示した。したがって,B.schroederi Tpxは,バレイサスカラ症の診断抗原として不適切であるが,B.schroederi GAPDHは,パンダのB.schroederiに対する良好な候補診断抗原である。Copyright 2019 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (5件):
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血液検査  ,  酵素一般  ,  感染症・寄生虫症の診断  ,  微生物の生化学  ,  抗原・抗体・補体の生産と応用 
引用文献 (41件):
  • Zhang, J.S.; Daszak, P.; Huang, H.L.; Yang, G.Y.; Kilpatrick, A.M.; Zhang, S. Parasite Threat to Panda Conservation. EcoHealth 2008, 5, 6-9.
  • Wang, T.; He, G.Z.; Yang, G.Y.; Fei, Y.X.; Zhang, Z.H.; Wang, C.D.; Yang, Z.; Lan, J.C.; Luo, L.; Liu, L. Cloning, expression and evaluation of the efficacy of a recombinant Baylisascaris schroederi Bs-Ag3 antigen in mice. Vaccine 2008, 26, 6919-6924.
  • Beaver, P.C. The nature of visceral larva migrans. J. Parasitol. 1969, 55, 3-12.
  • Li, D.S.; He, Y.; Wu, H.L.; Wang, C.D.; Li, C.W.; Lan, J.C.; Cheng, Z.Q.; Xie, Y.; Han, H.Y.; Yang, G.Y.; Wang, C.D. Prevalence of Helminths in Captive Giant Pandas. J. Econ. Anim. 2014, 18, 214-216.
  • Wu, J.; Hu, H. Ascaridosis of giant panda (Ailuropoda melanoleuca). Chin. J. Wildl. 1985, 5, 42-43.
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