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J-GLOBAL ID:201902229740823534   整理番号:19A2497276

SMARCB1はマウス胚幹細胞の細胞アイデンティティとクロマチン景観を維持する【JST・京大機械翻訳】

Smarcb1 maintains the cellular identity and the chromatin landscapes of mouse embryonic stem cells
著者 (15件):
資料名:
巻: 519  号:ページ: 705-713  発行年: 2019年 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ES細胞(ESC)の同一性は転写因子とクロマチン構造の協調制御を通して安定に維持される。INI1,SNF5,BAF47としても知られているSMARCB1は,クロマチン動力学を制御することにより遺伝子発現の調節において重要な役割を果たすSWI/SNF(BAF)複合体のサブユニットの1つである。マウスにおけるSMARCB1の遺伝的アブレーションは着床前段階で胚致死を誘導し,SMARCB1が初期発生段階に重要であることを示した。しかしながら,ESC同一性の維持におけるSMARCB1の役割は不明のままである。ここでは,SMARCB1を欠くマウスESCを確立し,ESCの分化傾向に与えるSMARCB1アブレーションの影響を検討した。Smarcb1欠損ESCにおけるCdx2を含む栄養外胚葉関連遺伝子の発現増加を見出した。一貫して,それらは奇形腫における栄養外胚葉系譜細胞への拡張分化傾向を示した。しかしながら,Smarcb1欠損細胞は胚盤胞の栄養外胚葉細胞層にまれに取り込まれたが,それらはin vivoで成熟胎盤組織に寄与しなかった。さらに,Smarcb1欠損細胞はE14.5キメラ胚の神経組織において早期分化を示した。注目すべきことに,ゲノムDNA構造の維持に関与するCTCFに対する結合モチーフはSmarcb1欠損細胞で増強されたクロマチン領域において有意に濃縮されたが,多能性因子に対するそれらはこれらの細胞においてより閉鎖された構造を有する領域において過剰発現されることを見出した。まとめると,クロマチン景観のSMARCB1仲介リモデリングはESCの維持と分化に重要であることを提案した。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
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細胞構成体の機能  ,  遺伝子発現 

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