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J-GLOBAL ID:201902229932028521   整理番号:19A0398867

β-ヒドロキシ酪酸はサーチュイン1非依存性様式において肝細胞を小胞体ストレスから保護する【JST・京大機械翻訳】

β-hydroxybutyrate protects hepatocytes against endoplasmic reticulum stress in a sirtuin 1-independent manner
著者 (10件):
資料名:
巻: 663  ページ: 220-227  発行年: 2019年 
JST資料番号: B0023A  ISSN: 0003-9861  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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哺乳類における主要なケトン体であるβ-ヒドロキシ酪酸(BHB)は,肝細胞におけるミトコンドリア脂肪酸酸化を介して脂肪酸から産生される。肝小胞体(ER)におけるBHBの役割を解明するため,ツニカマイシンにより誘導される肝臓ERストレスに対するBHBの影響を検討した。マウス肝細胞癌Hepa1c1c7細胞において,BHB処理はERストレス応答遺伝子の蛋白質発現を抑制し,細胞生存率を増加させたが,アポトーシス誘導遺伝子の蛋白質発現を減少させたが,サーチュイン1(SIRT1)の蛋白質発現の変化やAMP活性化蛋白質キナーゼのリン酸化を引き起こさなかった。BHBの腹腔内投与は,マウス肝臓におけるERストレス応答遺伝子の蛋白質発現も低下させた。ヒト肝細胞癌HepG2細胞において,ERストレス応答遺伝子の蛋白質発現レベルは,内因性3-ヒドロキシ-3-メチルグルタリル補酵素A(HMG-CoA)リアーゼを標的とするsiRNAによるBHB生産の部分的阻害により増加したが,フェノフィブラートによるBHB生産の促進により低下した。これらの知見は,BHBがSIRT1非依存性経路を介して肝臓ERストレスを抑制するのに役立ち,BHB産生を遺伝的または薬理学的に調節することによりERストレスを操作することが可能であることを明らかにした。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
遺伝子発現  ,  細胞生理一般 

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