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J-GLOBAL ID:201902229953526499   整理番号:19A1744177

ALOS-2のSARによって捉えられた2016年の大雨による釧路湿原の2.5 mを超える地表変位

Heavy Rainfall-induced Displacement of More than 2.5 m in the Kushiro Marsh in 2016, Detected by ALOS-2 SAR
著者 (7件):
資料名:
巻: 128  号:ページ: 419-438(J-STAGE)  発行年: 2019年 
JST資料番号: G0643A  ISSN: 0022-135X  CODEN: CGZAA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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北海道東部の釧路湿原は,日本で最大の湿原である。環境状況変化のモニタリングは,湿原保全をサポートするために重要である。2016年夏,北海道はいくつかの台風の影響を受け,記録的豪雨を被った。2016年の夏を含む2014年から2018年にかけて,釧路湿原をカバーする約50のALOS-2 SAR干渉図形を構築した。干渉図形によって検出された湿原の時系列鉛直変位は,湿原の河川の水位変化に対応している。これは,SARデータが,湿原の水面高さ変化をうまく検出できることを意味している。2016年8月6日~9月5日の間に,赤沼の南東部の湿原領域(~1km)が,下流方向に水平に約2.7m移動し,豪雨によって引き起こされた大きくて急速な水位の増加と一致した。この大きな変位は,水位低下後も残った。この大きな水平移動前にほとんど同じ領域で,約10cmの隆起が確認されている。この隆起は,赤沼の基底から漏出した地下水によって引き起こされ,数mの厚さを持つ泥炭層が浮島のようにわずかに浮遊し,おそらく,大きな水平移動を引き起こしたと考えられる。(翻訳著者抄録)
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著者キーワード (14件):
分類 (2件):
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測地学  ,  リモートセンシング一般 
引用文献 (25件):
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