文献

J-GLOBAL ID：201902230063075239   整理番号：19A2342532

バルプロ酸への出生前曝露は雄性子孫ラットの歯状回における変化した神経認知機能と神経形成に関連する【JST・京大機械翻訳】

Prenatal exposure to valproic acid is associated with altered neurocognitive function and neurogenesis in the dentate gyrus of male offspring rats

著者 (7件)： Kinjo Tomoya (Department of Psychiatry, Juntendo University, Faculty of Medicine, 2-1-1 Hongo, Bunkyo-ku, Tokyo 1138431, Japan) ,  Ito Masanobu (Department of Psychiatry, Juntendo University, Faculty of Medicine, 2-1-1 Hongo, Bunkyo-ku, Tokyo 1138431, Japan) ,  Seki Tatsunori (Department of Histology and Neuroanatomy, Tokyo Medical University, 6-1-1 Shinjuku, Shinjuku-ku, Tokyo 1608421, Japan) ,  Fukuhara Takeshi (Department of Neurology, Juntendo University, Faculty of Medicine, 2-1-1 Hongo, Bunkyo-ku, Tokyo 1138431, Japan) ,  Bolati Kuerban (Neuroscience Research Institute and Department of Neurobiology, Key Laboratory for Neuroscience, Ministry of Education and Ministry of Public Health, Health Science Center, Peking University, Xueyuan Road, Haidian District, Beijing 100191, China) ,  Arai Heii (Department of Psychiatry, Juntendo University, Faculty of Medicine, 2-1-1 Hongo, Bunkyo-ku, Tokyo 1138431, Japan) ,  Suzuki Toshihito (Department of Psychiatry, Juntendo University, Faculty of Medicine, 2-1-1 Hongo, Bunkyo-ku, Tokyo 1138431, Japan)
資料名： Brain Research  (Brain Research)
巻： 1723  ページ： Null  発行年： 2019年 
JST資料番号： A0705B  ISSN： 0006-8993  CODEN： BRREA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： てんかんを有する妊婦において,母親の安全性と抗けいれん薬の潜在的催奇形性をバランスさせることは不可欠であり,それは知的障害や口唇のような障害を引き起こす可能性がある。本研究では,妊娠中のバルプロ酸(VPA)に曝露されたラットの雄の子孫における行動と海馬の神経形成の変化を調べた。妊娠Wistarラットは,胎生12.5日から出生まで,VPA(100mg/kg/日または200mg/kg/日)の毎日の腹腔内注射を受けた。生後29日目に,動物はブロモデオキシウリジン(BrdU)の注射を受けた。生後30日目に,動物はオープンフィールド(OF),高いプラス迷路,およびY迷路試験を受けた。行動試験の後,動物を屠殺し,それらの脳を免疫組織化学のために解剖した。VPA200母親の子孫のうち,66.6%は奇形を示した。OF試験では,これらの動物は運動亢進を示した。高いプラス迷路において,VPA処置母親の子孫は,治療用量に関係なく,オープンアームにおいて有意により多くの時間を費やした。VPA処理母親の子孫の歯状回におけるBrdU陽性細胞の数は,対照と比較して用量依存的に有意に増加した。OFにおける自発運動活性とBrdU陽性細胞数の間に有意な正の相関が,群を通して観察された。結論として,妊娠中のVPA投与は,子孫において奇形および注意欠陥/多動性の行動異常を生じる。海馬における細胞増殖の増加は観察された行動変化の基礎となる可能性がある。妊娠中のVPAの高用量の反復使用は,用量依存的に神経発達異常のリスクを増加させ,注意深く考慮すべきである。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： てんかん ,  自発運動 ,  胎生 ,  抗痙攣薬 ,  治療法 ,  *ラット ,  動物 ,  妊娠 ,  ヒト ,  *歯状回 ,  妊婦 ,  知能障害 ,  *出生 ,  Wistarラット ,  *神経発生 ,  神経系作用薬 ,  中枢神経系作用薬 ,  中枢抑制薬 ,  *ネズミ亜目 ,  *海馬 ,  脂肪酸

著者キーワード (6件)： ADHD ,  ASD ,  てんかん ,  神経形成 ,  出生前毒性 ,  バルプロ酸

分類 (2件)： 神経の基礎医学  (GN01020W) ,  中枢神経系  (EJ12030F)

物質索引 (1件)： バルプロ酸

タイトルに関連する用語 (7件)： バルプロ酸 ,  出生前曝露 ,  雄性 ,  ラット ,  歯状回 ,  神経認知機能 ,  神経形成