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J-GLOBAL ID：201902230240996917   整理番号：19A2679282

三次元スペックルトラッキング心エコー法を用いた心筋虚血記憶の評価:初期収縮期延長と収縮後短縮の新規統合分析【JST・京大機械翻訳】

Assessment of Myocardial Ischemic Memory Using Three-Dimensional Speckle-Tracking Echocardiography: A Novel Integrated Analysis of Early Systolic Lengthening and Postsystolic Shortening

著者 (6件)： Kozuma Ai (Division of Functional Diagnostics, Department of Health Sciences, Osaka University Graduate School of Medicine, Suita, Japan) ,  Asanuma Toshihiko (Division of Functional Diagnostics, Department of Health Sciences, Osaka University Graduate School of Medicine, Suita, Japan) ,  Masuda Kasumi (Division of Functional Diagnostics, Department of Health Sciences, Osaka University Graduate School of Medicine, Suita, Japan) ,  Adachi Hitomi (Division of Functional Diagnostics, Department of Health Sciences, Osaka University Graduate School of Medicine, Suita, Japan) ,  Minami Seina (Division of Functional Diagnostics, Department of Health Sciences, Osaka University Graduate School of Medicine, Suita, Japan) ,  Nakatani Satoshi (Division of Functional Diagnostics, Department of Health Sciences, Osaka University Graduate School of Medicine, Suita, Japan)
資料名： Journal of the American Society of Echocardiography  (Journal of the American Society of Echocardiography)
巻： 32  号： 11  ページ： 1477-1486  発行年： 2019年 
JST資料番号： T0808A  ISSN： 0894-7317  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 一過性虚血後の収縮後短縮(PSS)のような微妙な異常心筋変形の持続性は,心筋虚血(心筋虚血性記憶)の病歴を診断するために用いることができる。さらに,早期収縮期延長(ESL)は心筋虚血のもう一つのマーカーとして最近注目されている。しかしながら,このような異常な変形の持続性が三次元(3D)スペックル追跡心エコー法により検出できるかどうかは不明であり,二次元心エコー法と比較して比較的低い空間的および時間的分解能を有する。本研究の目的は,3Dスペックル追跡心エコー法を用いて心筋虚血性記憶の診断精度とその空間範囲を評価することであった。左回旋枝を2分間閉塞し,その後再潅流を行った。それらの血行動態と3D心エコーデータを慢性的に得た。ピーク収縮期歪,ESLのパラメータとしての初期収縮期歪指数,PSSのパラメータとしての収縮後歪指数,およびESLとPSSの組合せパラメータとしての心筋機能不全指数を,すべての左心室セグメントで分析した。リスク領域の中心において,初期の収縮期の歪指数と収縮後の歪指数は,ベースラインと比較して再灌流の20分後に有意に増加したが,ピーク収縮期の株は20分まで回復した。心筋機能不全指数は,再灌流の後,>20分の間,有意に増加して,他のパラメータより虚血性記憶のより良い診断精度を可能にした。147のリスクセグメントにおいて,心筋機能不全指数の異常値は,再灌流の20分後に49のセグメント(33%)で残存したが,異常なピーク収縮期の株は,13のセグメント(9%)だけで観察された。ESLとPSSは一過性虚血後に持続し,3Dスペックル追跡心エコーにより検出できた。ESLとPSSの統合分析は,虚血性記憶のより高い診断精度を提供した。この方法は,狭心症発作の消失後の患者における一過性虚血性発作の検出に有用である可能性がある。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *心筋 ,  再潅流 ,  *心筋虚血 ,  *三次元 ,  *虚血 ,  異常値 ,  血液動態 ,  *心エコー法 ,  期外収縮 ,  *スペックル ,  ヒト
準シソーラス用語： 左心室 ,  左回旋枝 ,  診断精度 ,  持続性 ,  *収縮期 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 3D心エコー ,  早期収縮期延長 ,  虚血性心疾患 ,  虚血記憶 ,  心筋機能障害指数 ,  収縮後短縮

分類 (1件)： 循環系の診断  (GJ02000V)

タイトルに関連する用語 (8件)： スペックルトラッキング心エコー法 ,  心筋虚血 ,  評価 ,  初期 ,  収縮期 ,  収縮 ,  統合 ,  分析