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J-GLOBAL ID:201902230474291227   整理番号:19A1899703

油で汚染された国頭マージ土壌のバイオレメディエーションに用いる浄化促進材の基礎的研究

Basic Study on Purification Effect and Influence Factors of Bioremediation with Purification Promotion Materials for Petroleum-contaminated Kunigami-maji Soil
著者 (8件):
資料名:
巻: 87  号:ページ: I_9-I_15(J-STAGE)  発行年: 2019年 
JST資料番号: S0345A  ISSN: 1882-2789  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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沖縄本島北部に分布する国頭マージ土壌を用いて油汚染土壌の室内浄化試験を実施し, 島内で産出される琉球石灰岩砕・粒子を含めた浄化促進材の添加を通じて, バイオレメディエーションによる油分浄化特性と影響要因について考察した.軽油模擬汚染土壌に琉球石灰岩を5%以上添加することにより, 土壌含水比が5~20%の範囲で油分の浄化速度(Total Petroleum Hydrocarbons(TPH)浄化速度)を向上させるとともに, 貝殻片や花崗岩砕等を用いた浄化促進材との比較検証の結果, 琉球石灰岩砕が最もTPH浄化速度を高めることを明らかにした.琉球石灰岩砕・粒子は, 油分分解菌の代謝活動に必要となる通気性とその棲息域を確保する細孔を多く有しており, 国頭マージ土壌のpHを酸性域から中性域に中和する効果もあることから, 土壌中の油分分解菌の活性化によりTPH浄化速度が向上したものと推察される.(著者抄録)
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分類 (1件):
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都市問題,都市防災 
引用文献 (23件):
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