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J-GLOBAL ID:201902230528562537   整理番号:19A1089357

長野県における1979~2015年の夏季降水量の経年変化の標高依存性

Altitude Dependence of Trends of Summertime Precipitation during the Period 1979-2015 in Nagano Prefecture
著者 (3件):
資料名:
巻: 128  号:ページ: 21-30(J-STAGE)  発行年: 2019年 
JST資料番号: G0643A  ISSN: 0022-135X  CODEN: CGZAA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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山岳域における様々な標高における長期観測データの収集が不十分なことから,降水量の経年変化傾向の標高依存性はほとんど研究されていない。降水量と経年変化傾向の標高依存性を明らかにするために,1979~2015年までの夏季(6月~9月)に長野県内の気象庁の37地点の気象観測所で収集した雨量計データを解析した。夏季降水量と経年変化傾向の水平分布を調査し,夏季降水量の変化傾向に関する観測所移転の影響もまた検証した。結果として,先行研究と同様に,月降水量と標高の間の正の相関を見出した。夏季降水量の水平分布解析は長野県の北東部の降水量は南西部の方が多いことを示した。移転した気象観測所と他の間の降水量の経年変化の間の有意差は認識されない。降水量の変化傾向の標高依存性に関しては,6月の月降水量の傾向は標高の低い気象観測所よりも標高の高い気象観測所の方が小さい傾向があった。しかしながら,6月の月降水量の年変化率と標高間の負の相関は,御嶽山(標高:2195m)における6月の月降水量の減少傾向によって引き起こされたもので,それは有意水準5%で統計的に有意であった。月降水量の経年変化と標高の間の有意な関係は,7月,8月,9月には見られなかった。夏季降水量の変化傾向の水平分布の解析は6月と9月の降水量が長野県南部で減少する傾向があることを示した。(翻訳著者抄録)
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著者キーワード (12件):
分類 (1件):
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気候学,気候変動 
引用文献 (18件):
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