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J-GLOBAL ID：201902230647351245   整理番号：19A1448482

金を稼げと言われても...研究者を疲弊させる運営費交付金

著者 (1件)： 榎木英介 (科学・政策と社会研究室)
資料名： 実験医学  (Experimental Medicine)
巻： 37  号： 11  ページ： 1819-1822  発行年： 2019年07月01日 
JST資料番号： Y0568A  ISSN： 0288-5514  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・国立大学法人化から15年が経過し,大学への運営交付金は年間1%ずつ減額されているため,研究者は外部資金獲得のために奔走している状況を解説。
・国の補助金や民間企業の資金を獲得するため,各大学は膨大な時間を費やし現場は疲弊していることに加え,学生教育や競争的資金獲得への時間も増加傾向にあることを提示。
・外部資金への依存による不安定な非正規雇用増加,研究職経験者の企業への転職が困難な状況,および大学間格差の問題を詳説。
・現状打破に向けて,行政や政治と粘り強い対話の継続,社会への情報発信,予算の効率的な配分と使用,および人材活用の透明化が必要であることを提言。

シソーラス用語： *補助金 ,  研究開発費 ,  *大学 ,  法人体企業 ,  操業費 ,  *資本調達 ,  運転資本 ,  教師 ,  国家政策
準シソーラス用語： *運営費交付金 ,  科学研究 ,  *国立大学 ,  大学教員 ,  法人化

分類 (1件)： 研究開発  (AA03000V)

タイトルに関連する用語 (4件)： 金 ,  研究 ,  運営費 ,  交付金