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J-GLOBAL ID：201902230698602057   整理番号：19A1861330

特定の参加者に配布される共有を削減する一般秘密共有方式の改良

Improvement of General Secret Sharing Scheme Reducing Shares Distributed to Specified Participants

著者 (1件)： TOCHIKUBO Kouya (Department of Mathematical Information Engineering, College of Industrial Technology, Nihon University)
資料名： IEICE Transactions on Fundamentals of Electronics, Communications and Computer Sciences (Web)  (IEICE Transactions on Fundamentals of Electronics, Communications and Computer Sciences (Web))
巻： E102.A  号： 6  ページ： 808-817(J-STAGE)  発行年： 2019年 
JST資料番号： U0466A  ISSN： 1745-1337  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 一般アクセス構造に対する秘密共有方式において,重要な問題は各参加者に配布される共有の数である。しかし,一般的に,アクセス構造のサイズが非常に大きい場合には,既存の方式はこれに関して実用的ではない。2015年に,特定の参加者に配布される共有の数を減らすことができる秘密共有方式が提案された(T15の方式A)。この方式では,参加者の部分集合を選択することができ,その部分集合に属する参加者に配布される共有の数を減らすことができるが,この方式はすべて参加者に配布される共有の数を減らすことができない。言い換えると,この方式は,選択された部分集合に属さない各参加者に配布される共有の数を減らすことができない。本論文では,T15の方式Aを修正し,一般アクセス構造を実現する新しい秘密共有方式を提案した。提案した方式は,選択された部分集合に属しない各参加者に配布される共有の数も減らすことができた。すなわち,提案方式はT15の方式Aより効率的であった。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *分散管理 ,  *情報配布 ,  *状態 ,  *保持 ,  *部分集合 ,  分散化 ,  秘密
準シソーラス用語： *アクセス ,  機密 ,  *共有 ,  *参加者 ,  *秘密共有 ,  秘密分散 ,  秘密分散法

著者キーワード (3件)： (KN)しきい値スキーム ,  秘密共有方式 ,  一般アクセス構造

分類 (2件)： 符号理論  (ND02030R) ,  データ保護  (JD01020V)

引用文献 (19件)：

• [1] A. Shamir, “How to share a secret,” Comm. ACM, vol.22, no.11, pp.612-613, 1979. 10.1145/359168.359176
• [2] G. Blakley, “Safeguarding cryptographic keys,” Proc. AFIPS, 48, pp.313-317, 1979. 10.1109/AFIPS.1979.98
• [3] K. Koyama,“Cryptographic key sharing methods for multi-groups and security analysis,” Trans. IECE Japan, vol.E66, no.1, pp.13-20, 1983.
• [4] G. Simmons, “How to (really) share a secret,” Proc. CRYPTO'88, pp.390-448, 1988. 10.1007/0-387-34799-2_30
• [5] G. Simmons, “Prepositioned shared secret and/or shared control schemes,” Proc. EUROCRYPT'89, pp.436-467, 1989. 10.1007/3-540-46885-4_44

タイトルに関連する用語 (4件)： 参加者 ,  配布 ,  共有 ,  秘密共有