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J-GLOBAL ID:201902230744316868   整理番号:19A1628458

溶液中のP物質 非酵素的ペプチド結合開裂を開始する末端プロリンのtrans-to-cis立体配置変化【JST・京大機械翻訳】

Substance P in Solution: Trans-to-Cis Configurational Changes of Penultimate Prolines Initiate Non-enzymatic Peptide Bond Cleavages
著者 (6件):
資料名:
巻: 30  号:ページ: 919-931  発行年: 2019年 
JST資料番号: W0174A  ISSN: 1044-0305  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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著者らは,エタノール中のArg1-Pro2-Lys3-Pro4-Gln5-Gln6-Phe7-Phe8-Gly9-Leu10-Met11-NH2の配列Arg-1-Pro2-Lys3-Pro4-Gln5-Gln6-Phe7-Phe8-Gly9-Leuを用いて,物質P(サブP)の非酵素的ステップバイステップ分解のイオン移動度分光法と質量分析研究を報告する。高い溶液温度(55~75°C)において,プロトン化事象,すなわち,立体配置変化により調節される[サブP+2H]2++H+→[SubP+3H]3+が観察され,それらはPro4-Gln5ペプチド結合で開裂し,ヘプタペプチドGln5-Met11-NH2[SubP(5-11)]を生成した。生成物ペプチド[SubP_(3-11)とSubP_(5-11)]の各々は,第一開裂のための相補的ジケトピペラジン(DKP):シクロ-Arg1-Pro2(CRP)と第二のためのシクロ-Lys3-Pro4(CKP)を伴った。実験データと試行モデル機構の速度論計算を比較することにより,分解機構に関する洞察を得た。著者らの実験データの最良のモデルは,サブPの初期開裂が,Arg1-Pro2ペプチド結合のトランス→シス異性化のような配座変化により調節されることを示す。サブP_(3-11)生成物は長い寿命(55°Cでt_1/230h)を有し,解離前にいくつかの構造中間体を通して遷移するように見え,サブP_(3-11)は最初にLys3-trans-Pro4ペプチド結合配置で形成され,遅いtrans→cis異性化が第二結合開裂事象を調節することを示唆した。これらのデータと著者らのモデル機構から,反応における各段階に対して,ΔH~‡=41~85kJmol-1とΔS~‡=-43~-157Jmol~-1K-1の範囲の遷移状態熱化学を得た。グラフィックアブストラクト。Copyright 2019 American Society for Mass Spectrometry Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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質量分析  ,  分子構造 

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